• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

熱刺激電流法による高温超伝導粒界の物性解析

研究課題

研究課題/領域番号 07455139
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 電子・電気材料工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

高井 吉明  名古屋大学, 工学部, 教授 (50109287)

研究分担者 松波 紀明  名古屋大学, 工学部, 助教授 (70109304)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
キーワード酸化物超伝導体 / 粒界
研究概要

高温超伝導体が発見されて以来,精力的な研究の結果,その超伝導機構もかなり明らかにされてきた。この理論的進展と相まって,超伝導体そのものの成長法,種類などについても多くの改良,発見が続いた。現在,これらの基礎の上に立って,各種の電子デバイスが開発されようとしている。代表的なものはサンドイッチ構造を有するジョセフソン素子であるが,現在の技術をもってしてもこの実現は困難な状態にある。一方で平面的な構成を有する粒界型ジョセフソン素子においては,かなりの程度成功を収めてはいるものの,以然として,その特性制御は十分とはいえない。これらの原因は粒界・界面の特性の把握とその物性の制御法が確立していないためである。本研究は人為的に作成した粒界の特性について,その基礎的理解を図ることを目的とした。あらかじめ作成した粒界(基板の前処理により)に,低温においてキャリアをトラップさせ,その後昇温することによって,熱刺激電流を観測した。この電流を解析することにより,粒界に存在する局在準位の深さや,密度を推定することができた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Y.Takai: "Preparation of NdBaCuO Thin Films by Reactive Coevaporation" International Superconducting Electronics ‘95. 479-481 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] K.Sato: "Pulsed Laser Deposition of BaTiO_3" International Superconducting Electronics ‘95. 482-484 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi