研究課題/領域番号 |
07455206
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
天野 光三 大阪産業大学, 工学部, 教授 (90025817)
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研究分担者 |
玉野 富雄 大阪産業大学, 工学部, 教授 (10268245)
榊原 和彦 大阪産業大学, 工学部, 教授 (20026305)
西田 一彦 (西田 和彦) 関西大学, 工学部, 教授 (20067581)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 大坂城 / 石垣 / 安定性 / 地盤特性 / 地震解析 / 土木史 / 安定 / 施工 |
研究概要 |
本研究は、我が国における「機会化以前土木施行技術の土木史的研究」の一環として、徳川期大坂城石垣の築造技術について、歴史的技術変遷の中で明らかにするとともに、石垣築造の地盤光学的調査および力学的解析を行うことにより、その力学的合理性を現代技術の立場から正確に評価しようとするものである。本研究における成果は、次のようである。 (1)大坂城石垣構造に関する現地調査結果を行い、石垣築造技術・普請・に関する地盤工学的考察を行った。また、大坂城地盤図を作成した。 (2)大坂城石垣の歴史的崩壊記録を文献や現地調査により調査し、それらにもずき、石垣形状と安定に関する考察を行った。その中で石垣構造比を定義した。 (3)大坂城石垣構造の有限要素法・個別要素法による静的・地震時の力学的考察を行った。 (4)大坂城石垣の石積み施工技術および石垣築造順序と工法に関する考察を行った。 (5)昭和の大阪城復興天守閣の基礎構造について調査を行った。 (6)大坂城石垣築造時の岡山県牛窓町前島石切丁場遺跡調査を行った。 (7)大坂城石垣築造技術および過程の歴史学的文献調査として池田家文庫の解読を行った。
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