研究課題/領域番号 |
07455219
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森 博嗣 名古屋大学, 工学部, 助教授 (80157867)
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研究分担者 |
黒川 善幸 名古屋大学, 工学部, 助手 (50242839)
谷川 恭雄 名古屋大学, 工学部, 教授 (70023182)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | コンクリート / 構成モデル / 粘弾塑性サスペンション要素法 / 変形・破壊挙動 / 応力-ひずみ関係 / 繰返し応力 / 高速載荷 / 破壊シミュレーション / 粒状体モデル / 粘弾塑性 / サスペンション要素法 / 破壊解析 / クラック / 圧縮変形挙動 |
研究概要 |
本研究では、複合材料であるコンクリートの変形・破壊性状をミクロな立場から解析的に取り扱い、従来、実験的な情報の整理によってしか得られていないコンクリートの構成則を、理論的な立場から検討し、より汎用的な力学モデルを構築することを目的として、粘塑性サスペンション要素法を、粘弾塑性解析に拡張し、この新しい解析手法を用いた硬化コンクリートの変形・破壊性状のシミュレーションを行うとともに、実験的な検証によってその妥当性を確認した。 本研究の成果は以下のようにまとめられる。 1.粘弾塑性サスペンション要素解析手法の開発および拡張 現有の2次元プログラムを3次元に拡張するとともに、細部に至る多数の境界条件を整備した。また、この結果を基づいて、多軸載荷・除荷、高速繰返し載荷、粗骨材の破壊、鉄筋による拘束などの条件にも適用可能な汎用的な機能をプログラムに付加した。 2.入力データの整備 1.で開発したプログラムに用いる入力データを得るために、既往の実験結果を整理した。 3.コンクリートの応力-ひずみ曲線の解析および検証実験 コンクリート円柱供試体の各種応力下における破壊挙動のシミュレーションを行た。また、小型の供試体を用いて同条件で実験を行い、解析結果と比較した。 4.アコースティック・エミッション(AE)現象の解析および検証(谷川) 1.および2の成果より、コンクリートの破壊過程で生じるAE弾性波の発生シミュレーションを行い、引張破壊とせん断破壊の差異、カイザー効果の機構などについて解析的な検討を行った。 5.コンクリートの構成モデルの提案 以上の研究結果を総括し、コンクリートの変形・破壊性状に与える影響要因を整理した上で、汎用的な力学モデルを構築するための基礎的な検討を行った。
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