| 研究課題/領域番号 |
07455229
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
建築構造・材料
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| 研究機関 | 明治大学 |
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研究代表者 |
洪 忠憲 (洪 忠憙) 明治大学, 理工学部, 教授 (10061904)
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| 研究分担者 |
下田 博一 明治大学, 理工学部, 助教授 (10130816)
野口 弘行 明治大学, 理工学部, 助教授 (40062012)
下坂 陽男 明治大学, 理工学部, 教授 (10139462)
大亦 絢一郎 明治大学, 理工学部, 教授 (10061954)
嘉納 秀明 明治大学, 理工学部, 教授 (00017914)
小泉 忠由 明治大学, 理工学部, 助教授 (90016527)
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| 研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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| 研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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| 配分額 *注記 |
7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
1996年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1995年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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| キーワード | 制振 / 免震 / 耐震設計 / ダンパ / 最適制御 / 耐風設計 / 地震応答 / 振動実験 |
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| 研究概要 |
研究成果の概要を各項目に要約して示す。
1.大地震時の超高層建築物の応答振動を、アクティブマスダンパ(AMD)およびパルス的推進力によって制御、抑制するための効果的制御方法およびその振動抑制効果について、理論的ならびに実験的に研究、検討した。特に、断層近傍の衝撃波の激震(神戸海洋気象台記録NS1995)に対するAMDによる制震効果についても、検討し良好な成果をみた。
2.木質構造物モデル(半鋼接フレーム構造)を設計・製作し、その振動性状、地震応答特性を振動台実験および理論的解析によって研究、検討した。建物全体の骨組配置、床剛性をも考慮した地震水平力に対する有効な方策を追求するための資料、成果を得た。
3.新しいタイプの配管系用および機器免震装置用として。3種類の弾塑性ダンパおよび2種類のハイブリッドダンパを開発した。弾塑性ダンパはV形状の弾塑性曲げ変形をりようしたもの、およびラックとピニオンを利用して金属棒を連続塑性曲げ変形または弾塑性ねじり変形させるタイプのものであり、これらの弾塑性ダンパは微小変位時においても減衰性能を有することおよび耐久性に優れていることが特長である。ハイブリッドダンパは一定の強さの希土類磁石と振動状況に応じて強さが変化する電磁石を併用したタイプのもの、および希土類磁石による磁気減衰と圧電アクチュエータによる可変摩擦力を併用したタイプのものであり、希土類磁石のみの場合よりも制振効果が高いことが確認された。また、円弧はりと希土類磁石を用いた免震テーブルを試作し、その免震性能を地震応答実験と解析によって確認した。
以上の研究成果を論文にまとめ、第11回世界地震工学会議(1996年7月)、日本建築学会論文集、日本機械学会論文集などに発表した。
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