研究課題/領域番号 |
07455411
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
前田 三男 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (80037910)
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研究分担者 |
興 雄司 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (10243908)
岡田 龍雄 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (90127994)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 可変波長レーザー / DFBレーザー / プラスチック色素レーザー / 光集積回路 / 超短パルス発生 / 色素レーザー / Cr: LiSAFレーザー / 分布帰還 / 光導波路 |
研究概要 |
現在可変波長レーザーの固体化が進みつつあるが、究極的には一枚のチップ上に励起源や同調素子まで含めて集積化した可変波長レーザーの開発が重要である。本研究ではその第一段階として、プラスチック・ドープの色素レーザーの集積化を試みるとともに、無機結晶の薄膜導波路化についての基礎的研究な行なった。2年間にわたる研究の主な成果は以下の通りである。 1.ロ-ダミン色素をドープしたPMMA薄膜導波路を試作し、Nd : YAGレーザーを励起源として、分布帰還(DFB)型のレーザー動作を実現した。 2.上述のDFB導波型色素レーザーにおいて、スパイク発振を利用してパルス幅数ピコ秒の超短パルス光を発生させた。また、このパルスをフェムト秒オーダーまで圧縮する新しい集積型パルス圧縮デバイスを提案した。 3.第2高調波発生に有効なチタン酸バリウムや、有力な可変波長レーザー材料であるTi :サファイアの単結晶膜作成をPLD(パルスレーザーデポジション)法で試み、その特性を評価した。
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