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日本型イネ間のDNA多型検出とマップの作成

研究課題

研究課題/領域番号 07456006
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 育種学
研究機関九州大学

研究代表者

吉村 淳 (1997)  九州大学, 農学部, 教授 (00182816)

岩田 伸夫 (1995-1996)  九州大学, 農学部, 教授 (50038204)

研究分担者 吉村 淳  九州大学, 農学部, 助教授 (00182816)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワード日本型イネ / RAPD / RFLP / 連鎖分析 / 組換え自殖系統 / PCR / サザン分析 / DNAフィンガープリント / 連鎖地図 / 組換自殖集団
研究概要

RFLP地図は利用場面が多いが,日本型イネの間でのRFLP地図の利用は皆無といった状況である.そこで、本研究では,「日本型イネ間のDNA多型検出とマップの作成」を計画した.以下,概要を示す.
日本型品種間の交配(「台中65号」/「日本晴」)による雑種後代F_2を用いたDNAマーカー連鎖地図の作成を目的とし,RAPD・RFLP分析を用いてマーカーの集積を行った.800種類のRAPDプライマー検索から64個のRAPDマーカーとRFLPマーカー12個を同定した.これらの連鎖分析により合計67マーカー(RAPDマーカー58個,RFLPマーカー9個)からなる13個の連鎖群が得られた.RFLPマーカーと座乗染色体を特定づけたRAPDマーカーから,12個の連鎖群が染色体2と7を除く10本の染色体に対応することを推定した.さらにはF2マッピングに供試したF2集団100個体をもとに,単粒系統法(1個体から採種した1粒の種子から次代を育成)により世代を進め,得られたF7世代95系統のうち,88系統をマッピングに供試した.その結果,67マーカー(RAPDマーカー57個,RFLPマーカー10個)からなるRAPD/RFLP連鎖地図を作成した.このはF7世代はほぼ固定系統集団であるので,今後DNAマーカーを日本型イネ間でDNAマーカーをマップする時に,強力な武器となる.
また,得られたRAPDマーカーを用いて福岡県農業総合試験場で維持管理している日本型水稲20品種の品種識別を試みた.16種類のプライマーを用いたDNAフィンガープリンティングの結果から,20品種を識別できる6個のRAPDマーカーを選定した.これらのRAPDマーカーは簡易抽出したDNAを使用したときにも検出され,DNA簡易抽出法の適用が可能であることがわかった.

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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