研究課題/領域番号 |
07456026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
難波 茂任 (難波 成任) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50189221)
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研究分担者 |
魯 暁云 日本学術振興会, 特別研究員
石川 幸男 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (60125987)
LU Xiaoyun Japan Society of the Promotion of Science, Research fellow
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | ファイトプラズマ / 16SrRNA遺伝子 / CTAB / Bootstrap / Macrosteles striifrons / Scleroracus flavopictus |
研究概要 |
今年度は、ファイトプラズマ(phytoplasma)の分子進化学的解析を行い、ゲノム解析および分子診断システムの確立を目的に研究を行った。まず、各種ファイトプラズマ分離株を集め、そのゲノムをCTAB法により精製し、PCRにより16SrRNA遺伝子を増幅し、ダイレクトシークエンシングにより全塩基配列を決定した。また、大型コンピュータのデータベースをもとに、海外のファイトプラズマを含む他の微生物の16SrRNA遺伝子の最新の配列データを検索し、先に得られた塩基配列データとの比較を行った。すなわち、大型解析プログラム「ODEN」により分子系統樹を構築し、「Bootstrap」を行い信頼性を解析した。得られた解析データをもとに、ファイトプラズマの分類体系を確立した。以上の解析データと分類体系をもとに、ファイトプラズマに「種」の分類を適用し、その判別に最適な「種」特異的プライマーをデザイン・合成した。合成したプライマーを用いて各々の「種」特異的PCRを行い、アジア各地の未知のファイトプラズマ分離株の分類を試みた。
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