研究課題/領域番号 |
07456100
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 東京農業大学 (1997) 京都大学 (1995-1996) |
研究代表者 |
熊谷 宏 東京農業大学, 農学部, 教授 (20003139)
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研究分担者 |
北田 紀久雄 東京農業大学, 農学部, 助教授 (20120131)
宇佐美 晃一 (宇佐見 晃一) 山口大学, 農学部, 助教授 (10203506)
小林 慎太郎 京都大学, 農学研究科, 教授 (20026602)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 中山間地域 / 地域農業効果評価 / 農業外部効果 / 土地基盤整備事業 / 土地基盤整備事業効果評価 / 地域農業投資負担 / 農村公共経済学 / 農村社会会計学 / 土地基盤整備効果評価 / 中山間地域農業 |
研究概要 |
中山間地域は食糧基地、定住地域、農村文化・環境・国土保全地域、農村景観・休養・教育地域としてその安定存続を図らねばならない。しかし、これを担保とするのは適正な地域農業とこれを担う適正な地域農家の持続であり、このため農家の農業私的便益の持続的満足とこれを規定する土地基盤整備の促進が絶対に欠かせない。本研究は、このような土地基盤整備の促進に向けてその基盤研究を以下の3課題のもと理論的・実証的に進めた。(1)中山間地域の地域農業の全部効果の現代的評価方法の解明(公共経済学・社会会計学に依拠して)、(2)中山間地域の土地基盤整備事業の全部効果の現代的評価方法の解明、(3)中山間地域の土地基盤整備事業投資の負担方法の再検討(公共経済学に依拠して)。 国営・県営・団体営基盤の土地基盤整備事業は全国で実施されているが、このなかから7地区を選んで概要調査を実施した。そして、このうちの2地区(岐阜県飛騨東部地区と福井県大野市南六呂師地区)に対して詳細調査(機関調査と住民意識調査)を実施して、それ自体が本研究の核心である「土地基盤整備の全部効果の評価方法の体系」を表す「中山間地域の土地基盤整備事業の効果に関する住民意識調査票」(モデル)を完成し、これにもとづいて両地区で住民意識調査(地区世帯悉皆調査)を実施した。 (1)中山間地域の土地基盤整備事業の全部効果の体系、(2)中山間地域の土地基盤整備は事業間に補完・補合作用が大きいため、関連する事業を「農業農村整備事業」として一括してとらえて評価すべきであること、(3)この農業農村整備事業の全部効果の評価はインタンジブルな効果を含めて「スコアリング法」で可能であること、(4)この農業農村整備事について、住民は、農業生産面についてはもちろんであるが、農村生活面の効果について高い評価を与えていることなどを解明した。研究成果は別途、著書(共著)として公刊される予定である。
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