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単色化二重エネルギーX線CT装置による骨強度評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07457198
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

森田 陸司  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60026896)

研究分担者 山本 逸雄  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (60115962)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1995年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
キーワード骨量測定 / 踵骨超音波測定 / 有限素子分析 / 骨強度 / 超音波伝導速度 / 低周波超音波減衰率
研究概要

骨強度測定法の開発の目的で,以下の2点に関し検討を進めた.1.CT画像より3次元画像を再構成し,有限要素分析法による骨への力学的負荷に対する応力分布を検討したボランティアの大腿骨頸部より得た高分解能CT画像データを,ワークステーション上にて変換したデータにつき市販のソフトを用いて有限要素解析を行ったが,本年度中に,日常臨床にて用いられているCT装置から,有限要素解析が可能であること,またその方法を確立することができた.現在,各種ソフトに付き検討中であり,より簡便な方法の確立と,骨粗鬆症例などの臨床例での検討をすすめるべく準備中である.2.超音波法はひろく用いられているがその意義は不明であり,今回,臨床例および摘出踵骨を用いて,超音波指標の意義に付き検討した.まず臨床例においては,踵骨パラメータ中のSOSやBUAはともに骨塩量(BMD)とよく相関することを認めたが,伝導速度(SOS)は体重や身長などの骨の大きさと関連する因子とは相関せず,一方,減衰率(BUA)はこれらの因子と関連が認められ,それら因子の間に相違が認められた.また摘出踵骨を用いた検討において,SOSは,骨密度と関連があり,一方BUAは骨幅と最も関連が認められ,in vivoの成績を支持する結果を得た.また骨強度とは,SOSは関連を示したが,BUAは全く相関が認められなかった.以上の結果は,SOSが骨密度と,BUAが骨の形と関連が強い因子であることを示している.
以上2点につき主に検討したが,なお研究は進行中であり,今後,論文として発表していく予定である.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Ota et al: "3D bone scintigraphy" J.Nucl.Med.(in press). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Kigami et al: "Age-Related change of Technetium-99m-HMPP Distribution and its relationship with serum levels of bone markers" J.Nucl.Med.(in press).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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