研究課題/領域番号 |
07457328
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
飯島 卓夫 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (60176039)
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研究分担者 |
五嶋 孝博 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (20272544)
梅山 剛成 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (70160330)
織田 弘美 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (60101698)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 骨軟部悪性腫瘍 / 切除縁 / ErbB2 / 薬剤抵抗性蛋白 / ErbB-2 |
研究概要 |
1.原発性骨悪性腫瘍12例、原発性軟部悪性腫瘍11例の手術時に腫瘍組織、いわゆる反応層と評価される腫瘍に接する変色した筋肉組織、偽被膜の組織、腫瘍から5cm以上離れた健常と思われる部分の筋肉組織を採集しm-RNAを抽出、逆転写酵素処理しc-DNAとした。骨腫瘍においては骨誘導因子、軟部腫瘍においては各組織形に応じたprobeを用いてPCRを行い腫瘍組織に発現しているm-RNAが腫瘍周囲の組織で発現していることが確認できるか否かをけんとうした。この結果を術前の画像所見、病理学的所見、臨床経過と合わせて検討中である。 2.骨肉腫患者64例より採取した材料を用いてメタロチオネイン(MT)、(GSTπ)、熱ショック蛋白27(HSP27)、熱ショック蛋白70(HSP70)、Lung resistance-related protein(LRP)、の発現と予後の関連とを調べた。MT,GSTπ、HSP27,HSP70、LRPは手術材料の40%、58%、37%、52%、35%で過剰に発現していた。手術時のGSTπ、HSP27、HSP70、LRPの過剰な発現は予後の不良と有意な相関があった。 3.ErbB-2遺伝子の骨肉腫組織中の発現について検討した結果 (1)骨肉腫組織において一定の頻度でErbB-2遺伝子が確認できた。(2)ErbB-2遺伝子自体の異常は確認できなかった。(3)ErbB-2の発現の有無が骨肉腫患者の肺転移の出現及び生命予後に相関することが統計学的に推測された。
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