研究課題/領域番号 |
07457398
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
間島 雄一 三重大学, 医学部・附属病院, 講師 (60024791)
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研究分担者 |
清水 猛史 三重大学, 医学部・附属病院, 講師 (00206202)
坂倉 康夫 三重大学, 医学部, 教授 (40024723)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 気道 / 気道液 / 粘液産生 / 粘液腺 / 漿液腺 / 杯細胞 / 3D培養 / 好中球 / 粘膜産生 / 奨液腺 / 奬液腺 / レオロジー / 気通液 / 粘液腔 |
研究概要 |
1.ラット腹腔に抗好中球を投与することにより、杯細胞の増生が抑制されたことより、好中球が杯細胞の増生と粘液産生に重要な役割を果たしているものと考えられた。 2.杯細胞の増生と粘液産生にはアラキドン酸代謝物の関与が示唆された。 3.他の一つの分泌細胞である腺細胞の増生モデルを作製するためにラット鼻腔にエンドトキシンを3か月連続投与を行い腺の増生と肥大の有無を検討したが、腺細胞の増生はみとめられなかった。 4.鼻腺細胞を単離してコラーゲンゲル内で3D培養(立体培養)を行うことに成功した。この培養では腺細胞は細管形成を示し、腺細胞内には分泌顆粒の産生をみとめた。 5.腺細胞の3D培養は腺の増生と肥大、腺細胞からの分泌のメカニズムを解明する上で有効な手段であり、今後は3D培養腺細胞の分化と増殖に及ぼすケモカインや細胞外マトリックスの影響をみたいと考えている。 6.慢性副鼻腔炎の鼻・副鼻腔分泌液の物理学的性質に及ぼすマクロライド抗生物質の効果を検討した。この結果マクロライド抗生物質は物理的性質を改善することが明らかとなった。
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