研究課題/領域番号 |
07457481
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
宮崎 光治 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (40050041)
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研究分担者 |
遠藤 剛 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授、所長 (40016738)
川口 稔 福岡歯科大学, 歯学部, 助手 (10122780)
福島 忠男 福岡歯科大学, 歯学部, 助教授 (80084250)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 膨張性モノマー / 修復用レジン / イオン重合 / 示差走査熱量計 / 膨張性樹脂 / スピロ化合物 / 光重合 |
研究概要 |
1.示差走査熱量計に装着可能な可視光線照射装置を試作し、その性能を検討した結果、長時間(10分以上)の連続照射においても出力の低下がなく、重合反応の検討に十分使用できることを確認した。 2.側鎖にエキソメチレンやフェニール基をもつ4種の6員環アセタールのビニール誘導体を合成し、80〜120℃のラジカル重合(AIBN:アゾビスイソブチロニトリル)について検討した結果、いずれにおいても無色の重合体が得られた。特にエキソメチレンを持つ6員アセタール誘導体はラジカル重合によってDouble Ring-openingし、架橋構造のポリマーを生成することが確認された。 3.側鎖に環状カーボナ-トを有するメタクリレート(1,2-オキソ-5-メタクリロイルオキシメチル-1,3-ジオキサン:CMA)を合成した。 4.側鎖に環状カーボナ-トを有するメチルメタクリレート(MMA)との共重合体(2種)を合成した。 5.CMAをエチレングリコールジメタクリレート(1G)に溶解し、CMA/1G:30/70,40/60(重量比)からなるコモノマーを調製し、2種のラジカル重合開始剤(過酸化ベンゾイル:BPO,カンファーキノンCQ/ジメチルアミノエチルメタクリレート:amine)による重合反応を検討したところ、可視光線重合において70℃の加熱重合より高い反応率を示すことが確認された。また、重合前後のIRスペクトルからCMA内のスピロ環およびビニール基の重合が推察された。また、CMAは1Gの重合を促進することが確認された。 6.CMAとMMAからなるコポリマーをMMAに溶解し、側鎖の環状カーボナ-トの開環重合を検討中である。
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