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60歳における歯の喪失および骨密度と食事栄養・生活習慣に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07457516
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

中垣 晴男  愛知学院大学, 歯学部・口腔衛生学, 教授 (10097595)

研究分担者 坪井 信二  愛知学院大学, 歯学部・口腔衛生学, 講師 (30231442)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード8020 / 食生活 / 栄養 / 60歳 / 咀嚼能率 / ライフスタイル / 骨密度 / 80歳
研究概要

口腔内の保有歯数、歯の欠損部位、補綴状況と咀嚼能率との関係を調査し、その因子が咀嚼能率に関係するかを検討した。岐阜県Y町で行われた成人健康診査の受診者で歯科検診を受診した60、70歳代のうち、保有歯数と可撤、非可撤義歯を含めて24歯以上の歯を有する男性82名、女性95名、計177名を調査対象とした。
測定はピ-ナッツ2gを20回咀嚼し、10メッシュふるいを用いて、ふるい上に残った粒子を乾燥させたのち、重量で測定して咀嚼能率を求めた。対象者は性別、5歳ごとの年齢層別のグループに分けた。歯数は前歯と犬歯を合わせた「前歯」と「小臼歯」、「大臼歯(智歯を除く)」の3ブロックに分けて各ブロックごとの歯数を求めた。解析は歯数と咀嚼能率のピアソンの相関係数を求めた。
男性では60〜64歳のグループの小・大臼歯部において、相関係数r=0.60(p<0.01)から0.6(p<0.01)の有意な強い正の相関がみられた。65〜69歳では、前歯、小臼歯部に、有意な正の相関がみられた。女性では、60〜64歳のグループで前歯・大臼歯部において、相関係数r=0.41(p<0.05)から0.43(p<0.05)の有意な強い正の相関がみられた。65〜69歳では、すべてにおいて正の相関がみられた。
以上より、小臼歯部も大臼歯部と同等に咀嚼能率に関与していることがわかった。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (13件)

  • [文献書誌] 森田 一三・中垣 晴男 他: "8020からみた80歳と60・70歳の過去の食事・生活習慣に関する研究" 日本公衛誌. 42. 1366 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 熊谷 有代・中垣 晴男 他: "岐阜県山岡町における60・70歳食事栄養摂取調査" 日本公衛誌. 42. 1367 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 安藤 彰悟・中垣 晴男 他: "岐阜県山岡町における60・70歳の咀嚼能率" 日本公衛誌. 42. 1368 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 安藤 彰悟・中垣 晴男 他: "山岡町における歯数と骨密度の関係" 日本公衛誌. 43. 332 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 森田 一三: "80,70および60歳世代の保有歯数と過去の食事・生活習慣" 口腔衛生学会誌. 46. 688-706 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 安藤 彰悟・中垣 晴男 他: "高齢者の口腔内状況と咀嚼能率" 日本公衛誌. 44. 1284 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Morita I: "Retained tooth numbers and history of diet and lifestyles in the elderly aged 60,70 and 80 years." J.Dent.Health. 46. 688-706 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中垣晴男: "高齢者の口腔内状況と咀嚼能率" 日本公衆衛生学会誌. 44. 1284 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Nakagaki H.ら: "Dental,Personal history and nutritional status of 2 groups of 60-and 80-year-old people haring more than 20 teeth" The XIV Int. Scientific Meeting of IEA. (抄). (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 森田一三,中垣晴男ら: "岐阜県山岡町における歯数と骨密度との関係" 日本公衆衛生雑誌. 43(10). 332- (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 森田一三、中垣晴男ら: "8020からみた80歳と60・70歳の過去の食事生活習慣の比較" 日本公衆衛生雑誌. 42(10). 1366- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 能谷有代、中垣晴男ら: "岐阜県山岡町における60・70歳食事栄養摂取調査" 日本公衆衛生雑誌. 42(10). 1367- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 安藤彰悟、中垣晴男ら: "岐阜県山岡町における60・70歳の咀嚼能率" 日本公衆衛生雑誌. 42(10). 1368- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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