研究課題/領域番号 |
07457545
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
西島 正弘 国立感染症研究所, 細胞化学部, 部長 (60072956)
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研究分担者 |
川崎 清史 国立感染症研究所, 細胞化学部, 研究員 (60270641)
斉藤 恭子 (齋藤 恭子 / 齊藤 恭子) 国立感染症研究所, 細胞化学部, 研究員 (70235034)
花田 賢太郎 国立感染症研究所, 細胞化学部, 主任研究員 (30192701)
大賀 洋子 国立感染症研究所, 細胞化学部, 主任研究員 (50178000)
久下 理 国立感染症研究所, 細胞化学部, 室長 (30177977)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | CHO細胞 / ホスファチジルグリセリン / スフィンゴ脂質 / LPS / カルジオリピン / ホスフォリバーゼD / ホスファチジルコリン / LCB1 / SPT(セリンパルミトイルトランスフェラーゼ) / LCB2 / ホスフォリパーゼD / RhoA / ホスファチジルグリセロールリン酸 / ホスファチジルセリン / CD14 / マクロファージ / NF-κB / ホスァチジルセリン / NK-κB |
研究概要 |
1.CHO細胞のPS合成酵素I欠損株(PSA-3)からPS生合成酵素IIの温度感受性欠損変異株の分離に成功した。親株がPSまたはPE存在下で増殖するのに対し、変異株はPE存在下で増殖しなかったことから、酵素IIがPEからのPS合成を担っていることが示唆された。2.PS合成酵素IIをコードしていると思われるCHO細胞のcDNA(pssBと名付けた)のクローニングに成功し、PS合成酵素IとIIは、その分子量、アミノ酸配列、及びローカルハイドロパシーが類似していること、PS合成酵素IとIIはその基質特異性が異なることを明らかにした。3.PSSIに細胞内のPS量に応じて自身の触媒活性を調節する制御部位が存在することを明らかにした。4.スフィンゴ脂質とコレステロールは共に脂質群がTriton X-100への不溶性に関与することを明らかにし、これら脂質群がTriton X-100耐性複合体の形成に協同的に働いていることを示した。5.酵母LCB1産物にホモロジーを有する蛋白質をコードするcDNAをマウス及びCHO細胞のcDNAライブラリーからクローニングし、それぞれmLCB!、cLCB1と名付けた。cLCBがSPTの構成因子をコードしていることを明らかにした。6.CHO細胞のホスファチジルグリセロールリン酸合成酵素及びカルジオリピン合成酵素のcDNAのクローニングに成功した。7.LPSはマクロファージ細胞表面のCD14を介してホスフォリパーゼDを活性化してPCからジグセリドを産生し、この上流にプロテインキナーゼCを介したRhoAの膜への移行があることを明らかにした。
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