研究課題/領域番号 |
07457574
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | (財)東京都老人総合研究所 |
研究代表者 |
上田 慶二 (財)東京都老人総合研究所, 神経生理部門, 研究員 (60271574)
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研究分担者 |
永田 久美子 (財)東京都老人総合研究所, 看護学部門, 研究助手 (80228022)
七田 恵子 (七田 惠子) 東海大学, 健康科学部, 教授 (80072990)
中村 順子 (財)東京都老人総合研究所, 看護学部門, 研究助手 (10250193)
高野 優子 (財)東京都老人総合研究所, 看護学部門, 研究員
村井 善郎 (財)東京都老人総合研究所, 酵素生化学部門, 研究員
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 老人 / 癌 / インフォームド・コンセント / 看護の役割 / 支援システム / 癌患者 / インフォームド・コンセント(IC) / ICと看護婦の役割 / IC支援システム / ICモニターシステム / IC支援ガイドライン |
研究概要 |
本研究の目的は、高齢のがん患者本人が納得して適切な医療を受けながら主体的な療養生活をおくれるよう、「十分な説明にもとづいた本人の納得と決定・同意(Informed Consent:IC)」に焦点をあてて、高齢のがん患者にふさわしいICに向けて看護者が医師と協同しながら支援する方法を開発することにある。 研究は、都内の老人専門病院を調査フィールドとして、以下の4段階の調査を行い、高齢のがん患者のIC支援システムを作成し、妥当性と有効性を検証した。 1・高齢のがん患者からみたlCに関する体験とニ一ズの特徴の把握 患者51名を対象にインタビュー調査を実施。説明不十分だった時期と内容、説明が十分であっても医師の方針に同意できいない老年者の背景、医師と方針がずれた場合のICのタイプ、自己決定できたケースの可能性などの特徴が明らかになった。家族まかせではなく高齢者自身が積極的に自己決定・同意を望むタイプが多く、患者の視点からIC支援のための様々なニ一ズとアイディアが把握された。 2・高齢のがん患査のlC支援に関する看護の役割と課題の明確化 10名の熟練看護婦を対象に集団焦点面接調査を実施。機能として4機能21項目、領域別の役割内容として4領域24項目、役割遂行上の課題として5項目が明らかになった。 3.高齢のがん患者のIC支援システムに求められる要件・構造の整理とシステムの試作 2と同じ方法を用いて調査。システムの6要件と中心的システムおよびバックアップシステムの必要性が明らかになった。それをもとに5サブシステムからなるシステムが試作された。 4.高齢のがん患者のIC支援システムの検証 IC支援システムを用いて、高齢のがん患者21ケースの文援を実施。ストラクチャー、プロセス、アウトカムの3側面から評価し、妥当性、有効性で概ね良好な結果が得られた。
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