研究課題/領域番号 |
07457583
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | (財)癌研究会 |
研究代表者 |
加藤 光保 財団法人癌研究会, 癌研究所生化学部, 研究員 (20194855)
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研究分担者 |
能勢 眞人 愛媛大学, 医学部, 教授 (70030913)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 動脈炎 / 疾患感受性遺伝子 / マイクロサテライトマーカー / IRF-1 / インターフェロン / 血管内皮細胞 / E-selectin / 糸球体腎炎 / 背景遺伝子 / Fas / アポトーシス / マクロファージ / サイトカイン / アロタイプ変異 / 骨髄キメラ |
研究概要 |
昨年度に引き続き、動脈炎を含む膠原病疾患群を自然発症するMRL/Mp-lpr/lpr x(MRL/lpr)マウス、ならびにトランスジェニックマウスを用いて、血管傷害における責任蛋白、責任遺伝子の解析を行い、新たに以下の成果を得た。 1)動脈炎感受性遺伝子の解析:動脈炎を発症しないC3H/HeJ-lpr/lpr(C3H/lpr)マウスとの交配により、ランダムに動脈炎を発症するマウス群MRL/lpr(MRL/lpr xC3H/lpr)F1を作成し、これらのマイクロサテライトマーカーによるリンケージ解析を行うことによって、いくつかの候補遺伝子座をマッピングした。 2)IRF-1遺伝子導入による動脈炎制御モデルの確立:インターフェロン転写活性化因子であるIRF-1遺伝子を導入したMRL/lprマウスを樹立し、この遺伝子発現が動脈炎発症そのものをほぼ完全に抑制することを明らかにした。 3)soluble E-selectin遺伝子導入による血管内皮細胞傷害制御モデルの確立:糸球体腎炎を自然発症するMRL/lprマウスより腎炎原性抗体としてクローニングした抗体が、血管内皮細胞に対してin vivo,in vitroにおいてE-selectinの発現を誘導すること、かつこの抗体を正常マウスに投与する事により引き起こされる管内増殖性糸球体腎炎の発症が、このマウスにsoluble E-selectin遺伝子を強制発現させておくことにより抑制されることを明らかにした。
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