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飲酒習慣と健康に関するレトロスペクティブコホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 07457592
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関杏林大学

研究代表者

角田 透  杏林大学, 医学部, 助教授 (80095629)

研究分担者 照屋 浩司  杏林大学, 医学部, 講師 (20197817)
古見 耕一  杏林大学, 医学部, 教授 (70101467)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードレトロスペクティブコホート研究 / 飲酒習慣 / 地域住民検診 / 循環器疾患 / 高血圧 / 高中性脂肪血症 / 高コレステロール血症 / 心電図検査 / 肥満 / BMI / 問題飲酒 / 適正飲酒 / 精神保健
研究概要

飲酒習慣と循環器関連の検診項目について、現在までにデータベース化できた昭和61年度から平成7年までの10年間の資料について検討した。昭和61年度の飲酒頻度についての問診に回答している受診者で、この10年間に実施された10回の住民検診のうち3回以上受診した者245名(男76名、観察開始時平均年齢64.2歳、女性168名、観察開始時平均年齢61.9歳)を対象とした。検診成績評価の項目のうち循環器関連の項目(高血圧、高血圧疑、高コレステロール、高中性脂肪、低HDL-コレステロール、心電図異常、心電図軽度異常の7項目)について問題者は高得点となるように点数付与して点数化し、受診年度の循環器関連検査の成績を評価し、その点数の「平均」および縦軸に点数、横軸を年齢とした時の回帰直線の「傾き」を総合的な評価指標とし、これらを従属変数とし、年齢、性別、開始期評価、喫煙習慣、飲酒頻度を独立変数として分散分析を利用して解析を試みた。飲酒頻度と「平均」については、昭和61年時の飲酒頻度について「ときどき飲む」または「毎日飲む」と回答した者は「飲まない」と回答した者に較べて「平均」が統計的に有意に低得点であり、循環器関連検査項目の評価としては相対的に良好であった。「傾き」についても「ときどき飲む」または「毎日飲む」と回答した者の方が「飲まない」と回答した者に較べて統計的に有意に経年的に低下傾向であり、循環器関連検査項目の評価としては改善傾向であった。昭和61年と平成3年の飲酒頻度の資料を合わせた「飲酒頻度の変化」に関しても検討したが、飲酒する者の方が循環器関連の検査項目の評価は良好である傾向は変わらなかった。飲酒習慣には頻度と量とがあり、今後は量についての評価を組み入れて解析を工夫したいと考えている。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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