研究課題/領域番号 |
07458039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
松山 恒明 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (00004581)
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研究分担者 |
小金沢 孝昭 (小金澤 孝昭) 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (70153517)
鎌田 慶朗 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (50124566)
渡辺 孝男 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20004608)
田中 武雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30091531)
中屋 紀子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40074108)
本田 強 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (60006004)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 学校給食 / 食糧 / 健康 / 環境 / 農業 / 食生活 / 食料・農業理解教育 / 食育 / 健康教育 / 栄養教育 / 教員養成 / 食教育 / 環境教育 |
研究概要 |
本研究では、総合講義「学校給食」の実践を行なう中で、研究会や現地見学を行いながら、教員養成課程で行なうべき「学校給食」関連の講義内容を検討してきた。調査・検討の結果、まず第一に学生の反応であるが、学校給食や食に関する内容について関心が高く2年間とも各300人の学生が受講した。学生たちは、学校現場で行われている学校給食に関心が高く、またこれらを客観的に捉えることのできるこの講義に興味を示した。学校給食への理解については、講義開始時のアンケートで子供たちと食べる昼食程度にしか学校給食を捉えていなかった学生も、講義終了時には学校給食が食や環境、健康を理解する上で重要な教育機会であることに気づくようになった。この点については各年度に行なった学生アンケートに詳しく報告されている。第二に講義内容であるが、2年間の講義実践と学生の反応によって教員養成課程の「学校給食」の講義内容は概ね4つの領域で講義すると、「学校給食」の持っている教育機会を説明することが可能であることが明らかになった。1つは学校給食の現状とその安全性についててある。ここでは学校給食がどのような目的のために、どのように運営されているのかを実践報告を交えながら講義した。2つは、こどもたちの食生活がどのような状況にあるのかを明らかにすることである。日々の食生活でどのような点に問題点があるのか、学校給食で補える課題を整理した。3つは学校給食で食べている食がどのように生産されているのか、食についての基礎知識の習得である。とくに食と環境とのつながりにも留意した。4つは食と健康とのつながりについての基礎知識の習得である。食事が健康にどのように関連しているのかを具体例をあげて講義した。これらの研究成果は、昨年度の中間報告書と今年度の最終報告書に整理してあるが、この研究を通じて、学枚での食・栄養教育の重要性ならびに教員養成課程での学校給食に対応した講義の必要性が確認された。また、今後は各教科と学校給食とを連携させた栄養教育の研究が課題となった。
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