研究課題/領域番号 |
07458181
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原田 久士 東京大学, 医学部(医), 助手 (10222233)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1995年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | インターフェロン / 転写因子 / IRF-1 / 癌抑制遺伝子 / アポトーシス / lysyl oxidase / ISGF3γ(p48) |
研究概要 |
1.IRF-1標的遺伝子としてDifferential Display法を用いてlysyl oxidase遺伝子を同定した。この遺伝子は癌抑制遺伝子として機能することが知られておりIRF-1の発現との相関があることからIRF-1の癌抑制能の一端を担う可能性が示唆された。またIce遺伝子がIRF-1標的遺伝子となり脾臓におけるT細胞のアポトーシスに関わることが判明した。 2.IRF-1と直接相互作用する因子として核小体蛋白B23が同定された。この因子はIRF-1のDNA結合部位に作用することでIRF-1の機能をantagonizeし癌遺伝子として機能することが明らかとなった。 3.IRFファミリーの1つであるp48(ISGF3γ)遺伝子欠失マウスの解析より、この因子は従来type I IFNシグナルにおいて必須であることが知られていたが、type II IFNシグナルにおいても必須でありさらにtype I IFN産生にも重要な役割を果たすことがわかった。IRF-1標的遺伝子の検索及び相互作用する因子の同定、単離に関しては上記のように興味深い知見が順調に得られたと考える。しかしIRF-1/IRF-2欠失マウス由来細胞において新たに同定した転写因子IRF-3の精製は少量かつ不安定な蛋白であるために困難の極めている。そこでIRF-3の認識する配列が他のIRFファミリーと類似しているので新たなIRFファミリーの有無を遺伝子レベルから同定することも検討している。
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