研究課題/領域番号 |
07458183
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
堀田 康雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (30190218)
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研究分担者 |
高瀬 尚文 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助手 (20263444)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 減数分裂 / 遺伝子組み換え / 花粉細胞 / LIM14 / LIM15 / タペ-ト細胞 / プラスチド / 澱粉粒 / 減数分裂特異的遺伝子 / 組換え / RecA / 転写調節 / プロモーター解析 / 減数分裂特異的RNA / LIM15遺伝子 / 減数分裂特異的プロモーター / Zyg DNA / Psn DNA / 減数分裂特異的蛋白質 / トポイソメラーゼと染色体 |
研究概要 |
ユリの花粉母細胞から既に単離されていた減数第一分裂前期に発現する18個の遺伝子のうち、完全長のとれていなかったLIM13の全塩基配列を完成した。大腸菌の相同組み換えに働く遺伝子、RecA,に相同性をもつLIM15遺伝子の構造決定、抗体生産を完成し、LIM15蛋白質が減数第一分裂前期特に対合期をピークに相同染色体が対合する領域に出現することを明かにした。LIM15蛋白質の染色体上への局在とRAD52などの出現を対比させ、相同染色体の対合、遺伝子組み換え(conversionを含めて)などには、複数個の蛋白質が直接に関与することを示唆した。さらに組み換えの中間体が形成されると予想される領域には2本鎖的構造をもつRNAが結合している可能性を示した。他方、LIM14遺伝子は減数第一分裂前期から発現するにも拘わらず、相同染色体の対合にも遺伝子組み換えにも関与していない事を確認した。LIM14はグリシンとセリンに富む蛋白質で、細胞壁蛋白質として知られているものに塩基配列相同性をもっている。しかし、LIM14の局在はタペ-ト細胞と花粉細胞の澱粉粒にみられるだけで、これらの細胞の他の細胞内小器官にも、茎、葉、根、花弁などの澱粉粒にはみられない。澱粉を蓄積するプラスチドへの移行シグナルはLIM14蛋白質のN-末端の疎水性領域にあり、プラスチド移行シグナルとして注目できる。
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