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多種の漢字を利用するためのパーソナルコンピュータ対応応用ソフトウエアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07501002
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 東洋史
研究機関京都大学

研究代表者

勝村 哲也  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50066411)

研究分担者 丹羽 正之  京都大学, 人文科学研究所, 共同研究班員
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
25,700千円 (直接経費: 25,700千円)
1997年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1996年度: 17,900千円 (直接経費: 17,900千円)
キーワードパーソナルコンピュータ / WWW / 漢字 / 応用ソフトウエア / 電子漢字 / GB / CNS / KS / JIS-XO221 / ユニコード / 漢字フオント / 漢字属性 / 康熈字典 / 沖縄 / 環東シナ海 / JIS-X0221 / 漢字フォント / 康煕字典 / 漢字典 / 多言語情報処理 / 異体字 / 日本漢字フオント / 中国漢字フオント
研究概要

多種の漢字がパーソナルコンピュータの環境で使えるように、応用ソフトウエアの開発を行った。しかし漢字をインターネットとくにウエッブ(WWW)上で表示、転送、検索する必要が生じたので、その実用化を図り、アジア研究のための機関間における歴史的文献情報の共有の実現と、それらの情報を利用するための環境の整備の要請に応えた。とくに国際的共同利用の時代を迎えて、今後さまざまな新たな問題の出現が予想されるなかで、本研究ではとくにテキストデータベース利用のための漢字まわりの整備を行った。それは本研究代表者が丹羽正之と平成6年に著した漢字典(5万7415字、解題48頁、本文1890頁、索引830頁)を拡充し、JIS、ユニコード、GB、CNS、KSといった各国あるいは国際標準に加えて、音、訓等諸種の漢字属性を付して、電子漢字としてウエッブ利用形式で公開するものである。すでに一部は公開して実用に供しているが、今後さらにソフト面での充実を期すと共に、ハード面においても管理・運用が国際的に可能な機構の整備計画をより具体的な形で提案したいと考えている。またデータベースを共有するという観点から、日本、中国、台湾がそれぞれ常用漢字や簡体字や繁体字を使用している現状を、ソフトウェア的に共有化する方策を考えた。それは文字を統合する方式と、データベースとしてはプレーンな形態で提供して、利用者が、ソフトウェアを介して、各種のコード系によって表示し、検纂できる方式で、CD-ROMだけでなく、インターネット上でもその環境を構築しようとしている。そしてすでに河野典、山口真由美の協力によって東洋学文献類目データベース約30万タイトル分を1枚のCD-ROMに収めて資料整理を終え、さらに一歩進めて、東アジア研究者の夢であった漢字統合環境実現のための初期段階の実現を成功させている。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 勝村 哲也: "電子漢字65,000字" 『情報スーパーハイウェイ-加速する研究・教育・医療』出版KK.クバプロ. 30-40 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 勝村 哲也: "ekanji65,000字公開利用の現状" 『人文社会情報とマルチメディア』全国文献・情報センター 人文社会科学学術情報セミナーシリーズ. No.8. 53-127 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Tetsuya Katsumura: "Ekanji 65000 Characters" "The Super Highway for Information", KK.Kuba Pro. 30-40 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Tetsuya Katsumura: "A Note on the Ekanji 65000 Characters" "Information for Cultural, Social Sciences and Multimedia" Documentation and Information Centers Seminar Series. No.8. 53-127 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 勝村哲也: "類書の歴史" SiNICA(月刊いこか). 9-3. 12-17 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 勝村哲也: "東洋学における漢字計算機処理の現状" 人文学と情報学. 10. 60-64 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 勝村哲也: "人文社会科学研究にとってのJISXO221(ユニコード)制定の意義" 全国文献・情報センター人文社会科学学術情報セミナーシリーズ. 3. 5-21 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 勝村哲也: "JISXO221の実用化をめぐって" 京都大学大型計算機センター研究セミナー予稿集. 65. 25 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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