研究課題/領域番号 |
07554008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 武郎 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00004424)
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研究分担者 |
本河 光博 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30028188)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
12,700千円 (直接経費: 12,700千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1995年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | 非金属稀釈冷凍機 / 超低音・強磁場 / 核スピン偏極量子液体 / 非金属希釈冷凍機 / 超低温・強磁場 / 多重極限用希釈冷凍機 / スピン偏極量子液体 |
研究概要 |
本研究は、我々が開発してきた^4He-循環式稀釈冷凍機(^4He-DR)の特徴を活用して、(1)^4He-DRの主要部を非金属材料で構築し渦電流に発熱が無い稀釈冷凍機を実現すること、(2)この^4He-DRを6T程度の磁場下で動作させ、定常状態として30%以上の核スピン偏極した液体^3Heを実現することを主目的としている。 第1の目的に対して、混合室の非金属化は成功し、9mKを定常的に得る段階に到っている。分離室の非金属化は、サファイア微粒子の燃結がむづかしく、今後解決していく課題となっている。 第2の目的に対して、6Tの磁場下において、50mKで平衡状態の10倍近い核スピン偏極度を達成した。しかし、我々の目標である30倍程度の偏極度には程遠い段階である。我々の得た結果は、我々のアイディアが有望であることを示しているので、^4He循環量を増大させるなどの改良を行い更に開発研究をつづける予定である。
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