研究課題/領域番号 |
07554041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
分離・精製・検出法
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
長谷川 佑子 東京理科大学, 理学部, 教授 (20084303)
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研究分担者 |
渡会 仁 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30091771)
鈴木 信男 石巻専修大学理工学部, 教授 (10006025)
秋葉 健一 東北大学, 素材工学研究所, 教授 (00006040)
加藤 正直 豊橋技術科学大学, 分析計測センター, 助教授 (90144211)
斎藤 紘一 (斉藤 紘一) 東北大学, 大学教育研究センター, 教授 (90004457)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | データベース / 分離条件設定 / 溶媒抽出 / 抽出試薬 / 抽出定数 / 湿式製錬 / 有機溶媒 / 金属分離 / 湿式精錬 |
研究概要 |
抽出条件の選択や結果の予測を可能にする目的で、溶媒抽出平衡の数値データや図表データの整理・収録を進め、データベース化した。典型的なキレート抽出系はもとよりイオン会合抽出系、協同抽出系や工業的抽出系のデータ、湿式製錬や原子力分野での有用なデータも適切に評価、収集する方法を確立した。定数として与えられていない数多くの分配比や抽出率などの数値あるいは抽出曲線についても数値化して収録することを可能にした。付随する書誌事項はもとより、抽出試薬などの名称についても商品名、略称も含めて化合物のデータテーブルを作成し、それぞれのデータテーブルを相互に検索利用できるシステムを構築した。また、以前に構築された抽出定数、付加錯体生成定数、分配定数に関するデータベース、SEDATAから計4,500件を統合した。その結果、SEDATA-IIはデータ総数20,000件を超えている。 データの転送に光通信を用いることにより、データのやり取りが高速化された。さらに、新しい試みとして、本システムのセンターマシンとして、ワークステーションを導入し、LANに結合することにより、各研究分担者から直接アクセスできるようにした。インターネット上にホームページを開設したことにより、本データベースの広報・配布を効率よく行うことが可能となった。本成果の一部を国際溶媒抽出会議(1996年3月、メルボルン)および第13回日本溶媒抽出討論会(1996年11月、千葉)で紹介した。
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