研究課題/領域番号 |
07555141
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
構造工学・地震工学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
池田 尚治 横浜国立大学, 工学部, 教授 (60087228)
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研究分担者 |
山口 隆裕 横浜国立大学, 工学部, 助手 (10143736)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
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キーワード | プレストレストコンクリート / 複合構造 / 波形鋼板 / せん断 / 接合鋼棒 / 付着 / 座屈 / 貫通筋 / プレストレスコンクリート / 鋼波板 / せん断座屈 / プレキャストセグメント |
研究概要 |
プレストレストコンクリートに鋼板や鋼管を積極的に活用した複合構造の形式が合理的な構造形式の一つとして脚光を浴びはじめてきた。 そこで、本研究では、鋼波板ウェブを有する複合PC構造に関し、鋼ウェブ材とコンクリートフランジとの結合方法に重点を置き、この構造形式の大幅な発展をはかろうとするものである。これと同時に、この構造形式のせん断座屈耐力についても力学的に解明しようとするものである。 鋼波板とコンクリート上下フランジとの接合方法として、従来から行われているように鋼フランジを波板に接合し、これにスタットジベルを溶植したもの、接合用異形鋼棒を鋼波板に溶接して埋め込んだもの、および鋼波板のみをコンクリートフランジに埋込んだもの、の3種類の接合方法を持つ、プレストレストコンクリート桁を作製し、これに静的荷重を加えてその力学的な性能を把握した。この実験の結果を詳細に検討して上述の3種類の接合方法の評価を行った。 また、プレキャストセグメント工法への応用を考えた実験も行った。 一方、鋼波板ウェブを持つ鋼桁の実験を行い、座屈挙動を把握した。 次いで、波形鋼板ウェブの下端に各種の径をもつ接合用異形鋼棒を溶接しコンクリートフランジに埋め込む複合形式の供試体を用いてせん断載荷実験を行った。ずれ止めとしての役割を果たす接合用異形鋼棒の付着強度、およびコンクリートに埋め込まれた波形鋼板のずれ止め機能と貫通筋の効果を実験的に検討し、本複合形式の複合機構を解明した。
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