研究課題/領域番号 |
07555151
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
岡 二三生 岐阜大学, 工学部, 教授 (10111923)
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研究分担者 |
橋本 正 (財)大阪土質試験所, 副所長
田中 洋行 運輸省, 港湾技術研究所, 室長
三村 衛 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00166109)
中井 照夫 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (00110263)
八嶋 厚 岐阜大学, 工学部, 助教授 (90144394)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1995年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 砂 / 不撹乱 / サンプリング / 大口径 / 凍結 / 液状化 / 実用化 |
研究概要 |
砂地盤の液状化判定と抑止工法の選定のために、高度な力学モデルと数値解析手法が提案されている。高度な力学モデルを用いるためには、高品質の不撹乱砂試料を用いた室内実験がぜひとも必要である。原位置より不撹乱砂試料を採取するために、凍結サンプリング手法が推奨されているが、この手法は非常に高価で時間がかかることが知られている。一方、チューブサンプリングは、凍結サンプリングに比べて経費・時間の面で非常に優位であるが、得られた試料の品質が凍結試料に比べてかなり低い。本研究では、このような社会的・技術的現状に鑑み、直径208mmの凍結型大口径ラバルサンプラーによるゆるい砂の良質不撹乱試料採取法の提案と現場実証を実施した。 実用化するために、大阪市東淀川区のゆるい砂地盤について、凍結型大口径ラバルサンプラー、チューブサンプリングによる比較試料採取を行い、それぞれのサンプリング技術による乱れの程度を検討した。また同時に、PS検層、RIコーンおよびDilatometerによる原位置試験を実施した。 その結果、細砂から粗砂までの広範囲の粒度の砂について、比較的均質な砂試料が採取できた。採取した試料は、今後さまざまな室内実験を通じて、その品質が調査される予定である。
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