研究課題/領域番号 |
07555168
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡本 厚 京都大学, 工学研究科, 助教授 (30026265)
|
研究分担者 |
小野 徹 京都大学, 工学研究科, 助手 (00263103)
服部 進 福山大学, 工学部, 助教授 (50108122)
|
研究期間 (年度) |
1995 – 1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1996年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | 高解像度人工衛星画像 / アッフィン変換 / フリーネット解析 / ステレオマッチング / シミュレーティッドアニーリング / 人工衛星CCDラインスキャナー画像 / フリーネット理論 / 精密位置合わせ |
研究概要 |
1.高解像度CCDラインスキャナー(地上分解能1m、3m)を塔載した人工衛星が1997年以降続々打ち上げられる予定であるので、これらの画像を高精度で解析する手法をアッフィン投影幾何学を利用して考察し、シミュレーションデータを利用してその実証的特性を調査した結果、開発した手法は非常に画角の狭い高解像度人工衛星画像の解析に適することが明らかになった.また、撮影方式(クロストラック撮影法式、スリ-ライン撮影方式等)の相違による解析精度の変動も検討したが、開発した手法は今後主流となるスリ-ライン撮影法式に対してより有効であることがわかった. アッフィン投影幾何学に基づく画像解析問題に適用可能なフリーネット理論を開発し、その実証的特性を種々のシュミュレーションデータを利用して検討した結果、解析精度が10パーセント程度向上することが明らかになった. 3.高解像度人工衛星画像を大・中縮尺地形図の自動作成に利用するためには、ステレオマッチングの高精度化が重要であるが、我々はこの問題にシミュレーティッドアニーリング手法を適用し、その実証的特性をシミュレーション画像データ、実画像データを利用して調査した。その結果、既存の手法では不可能な画像の隠藪部分の補間が可能であり、高精度が得られることがわかったので、今後計算時間の短縮等を目的とした実用的方法を開発する予定である.
|