研究課題/領域番号 |
07555202
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
複合材料・物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
香川 豊 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50152591)
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研究分担者 |
本田 紘一 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (80092328)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | プルトルージョン法 / 複合材料 / 界面力学特性 / せん断応力 / 温度依存性 / 試験装汎用置 / 解析モデル / 高温界面力学特性 / 汎用試験装置 / 繊維強化複合材料 / 有限要素法 / 界面せん断滑り応力 / 界面せん断剥離応力熱応力 / 高温試験 / プッシュアウト法 / ブルトルージョン法 / 界面せん断剥離応力 / SiC繊維 |
研究概要 |
繊維強化複合材料の界面力学特性を定量評価するために、プルトルージョン法による測定を人為的な要因を含まないで測定できる手法の研究・開発を行った。まず、プルトルージョン法の試験により得られる押し込み面での繊維の突き出し長さ、界面剥離と界面滑り長さの相関性をW繊維強化エポキシ系モデル複合材料を用いて求めた。その結果から、界面滑り抵抗が滑り面で一定と仮定したモデルの妥当性と適用可能性な実験条件を求めた。ついで、種々の複合材料系について数値計算を行い、プルトルージョン法を応用する際の留意点を抽出した。これらの結果をふまえて、室温〜773Kの温度範囲で界面せん断滑り応力を測定できる装置を設計、試作し、SiC繊維強化ガラスセラミック系複合材料の界面専断滑り応力の温度依存性を求めるとともに、温度依存性を理論的に説明した。以上の結果より、プルトルージョン法を用いた試験装置の汎用化を行うための基礎知見が得られた。
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