研究課題/領域番号 |
07555279
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
有機工業化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
植村 榮 (植村 栄) 京都大学, 工学研究科, 教授 (70027069)
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研究分担者 |
山内 孝介 (株)日生化学工業所, 取締役
橋本 圭司 大阪市立工業研究所, 副主幹
大江 浩一 京都大学, 工学研究科, 助教授 (90213636)
伊藤 修 京都大学, 工学研究科, 助手 (10026023)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1996年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | モンモリロナイト / 粘土触媒 / 有機触媒反応 / 環境保全 / フリーデルクラフツ反応 / 核アルキル化 / アセタール化反応 / アルカン酸化 / フリーデル-クラフツ反応 / 核アルオル化 / 雲母 / フリーデル・クラフツ型反応 / プリンス反応 / アセタール化 / 転位反応 |
研究概要 |
環境保全型の層状粘土化合物,特にカチオン交換モンモリロナイトならびにその表面をフッ素で処理したカチオン交換フッ化四ケイ素雲母,を固体酸触媒とする液相不均一系有機単位反応について検討した。得られた主な研究成果は以下の通りである。1)芳香族化合物(主としてフェノール,アニソール,メトキシナフタレンなど活性なもの)のフリーデル-クラフツ型アルキル化反応によるラズベリ-ケトンの合成法の確立。2)アルキルフェニルエーテルの転位反応によるアルキルフェノールの合成法の確立。3)アルデヒドならびにケトンによるフェノールの還元的核アルキル化反応の開発。4)スケレン類とホルムアルデヒドのとの反応による1,3-ジオキサン類合成(プリンス反応)。5)アルデヒドおよびケトンのメタノールによる基質選択的アセタール化反応の確立。6) tert-ブチルヒドロペロキシドによるアルカン酸化法の開発。いづれの反応においても用いる粘土触媒の再使用が可能であることを確認した。
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