研究課題/領域番号 |
07555420
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
大嶋 重利 山形大学, 工学部, 教授 (40124557)
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研究分担者 |
楠 正暢 山形大学, 工学部, 助手 (20282238)
神戸 士郎 山形大学, 工学研究科, 助教授 (20211188)
小野 光弘 山形大学, 工学部, 教授 (60007010)
奥山 克郎 山形大学, 工学部, 教授 (70007011)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | パッチアレーアンテナ / 超伝導アンテナ / YBCO薄膜 / マイクロ波 / サブミリ波 / 超電導アンテナ |
研究概要 |
サブミリ波超伝導アレーアンテナの試作に関して、次の4点を重点的に検討し成果を得た。 1.マイクロ波〜ミリ波帯で動作するパッチアンテナの設計法の確立 マイクロ波帯で動作するアンテナの設計法をまず検討した。アンテナを設計する手法は、伝送線路モデルおよび市販の電磁界解析ソフトを用いて行った。共振周波数5GHz、入力インピーダンス50オームとなるパッチアンテナを設計し、その設計に基づき銅薄膜のアンテナを試作し、伝送線路モデルの有効性を確認した。 2.超伝導アンテナの設計、試作、評価 YBCO薄膜を用いてパッチアンテナを試作し、アンテナ特性を評価した。その結果、共振周波数はほぼ設計通りの値を示したが、入力インピーダンスは設計値よりも大きな値となった。これは、超伝導の表面抵抗起因していることが明らかとなった。超伝導アンテナの利得は金薄膜で作製したアンテナよりも数dB以上高い。 3.アンテナ用超伝導薄膜の作製法の検討 超伝導アンテナを作製する場合、比較的面積の広い薄膜が要求される。我々は、誘導コイル結合型マグネトロンスパッタリング法により作製を検討し、アンテナに使用できる薄膜の作製法を確立した。 4.ミリ波〜サブミリ波用ログペリアンテナの検討 ミリ波、サブミリ波で動作するログペリアンテナを設計、検討した。サブミリ波帯で動作するためには、アンテナ共振器長が数ミクロンとなるために、精密なフォト加工によりアンテナを制作した。40GHzまでの動作を確認したが、残念ながらそれ以上の周波数での検証ができないので、今後検討する。
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