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火花の高速挙動を少数投影から3次元画像化する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07555421
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分試験
研究分野 計測・制御工学
研究機関岩手大学

研究代表者

田山 典男  岩手大学, 工学部, 教授 (40003850)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード3次元画像化 / 少数方向投影 / パターン計測 / 特異値分解 / 画像再構成 / 緩やかな濃度分布
研究概要

本研究は,火花等の放射画像を少数方向からデジタルカメラで計算機へ取込み,計算機のアルゴリズムにより3次元画像化する方法を創出することである.そこで計算機によるシミュレーション実験や放射画像をデジタルカメラで計算機へ取込む実験を行って,打切り特異値分解に基づく新しい3次元画像化アルゴリズムの可能性を明らかにした.
まず火炎に対して標本化モデルを導入して,火炎の周りの少数方向から放射する画像を取込む再構成の計算機シミュレーションについて検討をした.次に実験の火炎の周りの放射画像を計算機へ取込むためのハードウェアインターフェイスの設計と製作を行い,画像取込みの実験を行った.そして少数方向から放射画像を取込みそのデータから3次元画像を再構成する実験を行った.
1.対象物体の標本化モデルや投影方法のパラメータを種々変えて,計算機シミュレーションによる再構成実験を行った.再構成される画像と原画像との誤差評価を行い,放射画像の取込みの条件を検討した.その結果,4方向や8方向や12方向からの良好な取込み条件として,標本点間隔とビーム間隔との関係が明らかになった.また打切り特異値分解による打切り特異値と再構成画像誤差との関係や再構成時間等の再構成性能が分かった.
2.火炎からの放射画像を計算機へ取込むために,デジタルカメラを計算機へ接続するハードウェアインターフェイスを設計して,画像取込みボードを試作し,ドライブプログラムを作成して,接続インターフェイスの実験を行った.その結果として,火炎からの放射画像を計算機へ取込むことに成功した.
3.多数方向から火炎の放射画像を取込む実験を行った.そしてこの画像データに特定フィルターをかけて,画像ファイルへ格納した.これを基にして種々の再構成実験を行い,元の火炎が再現できることを明らかにした.

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (15件)

  • [文献書誌] 田山典男: "3方向又は4方向投影から加速器ビーム断面像強度分布を高速に画像化する-手法とその仕組" 画像電子学会誌. 24. 145-152 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "適応平滑型モデル再構成について" 情報理論とその応用シンポジューム論文集. E3-4. 329-332 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mashiro DAIBO: "DEVELOPMENTS OF CT SYSTEM USING SINGULAR VALUE DECOMPOSITION METHOD," SYMPOSIUM FOR COMPUTER ASSISTED RADIOLOGY (DENVER). SCAR'96. 475-476 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 田山典男: "行毎列毎増分アルゴリズムによる並列画像再構成" 電子情報通信学会論文誌DII. J80-D-II(掲載予定). (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Norio TAYAMA: "A Fast Imaging Method for Cyclotron Beam Section from Three or Four Projections and its Structure" JOURNAL OF IIEEJ. 24. 145-152 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Norio TAYAMA: "On an Adaptable Smoothing Model Reconstruction" Proceedings of SITA'95 E3-4. 329-332 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masahiro DAIBO: "Developments of CT System Using Singular Value Decomposition Method" SYMPOSIUM FOR COMPUTER ASSISTED RADIOLOGY (DENVER) SCAR'96. 475-476 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Norio TAYAMA: "Parallel Image Reconstruction Based on Line-by-Line Incremental Algorithm" IEICE TRANS.ON I.AND S.J80-D-II (APPEAR). (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 田山典男: "3方向又は4方向投影から加速器ビーム断面像強度分布を高速に画像化する-手法とその仕組" 画像電子学会誌. 24. 145-152 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 田山典男: "適応平滑型モデル再構成について" 情報理論とその応用シンポジューム論文集. E3-4. 329-332 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Mashiro DAIBO: "DEVELOPMENTS OF CT SYSTEM USING SINGULAR VALUE DECOMPOSITION METHOD," SYMPOSIUM FOR COMPUTER ASSISTED RADIOLOGY(DENVER). SCAR'96. 475-476 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 田山典男: "行毎列毎増分アルゴリズムによる並列画像再構成" 電子情報通信学会論文誌DII. J79-D-II(掲載予定). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 田山典男: "3方向又は4方向投影から加速器ビーム断面像強度分布を高速に画像化する一手法" 画像電子学会誌. 24. 145-152 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田山典男: "適応平滑型モデル再構成について" 情報理論とその応用シンポジューム論文集. E3-4. 329-332 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田山典男: "行毎列毎増分アルゴリズムによる並列画像再構成" 電子情報通信学会論文誌D II. J79-D-II(掲載予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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