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グラインディングセンタ用ホ-ニングユニットの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07555630
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

中川 平三郎  滋賀県立大学, 工学部, 教授 (50033345)

研究分担者 広海 隆昌  聖和精機(株), 代表取締役
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
キーワードグラインディングセンタ / ホ-ニング / マシニングセンタ / CBNホイール / 水溶性切削液 / 工程集約
研究概要

今年度は,グラインディングセンタ用ホ-ニングユニットの設計と試作、およびこのユニットに適した超砥粒砥石を別途開発した。精密穴加工の自動化と無人化をねらったユニットの開発ということで,次の点に留意しながら設計製作を計画した.
1)ドリリング,ボーリングそして仕上げ加工のホ-ニング加工を工程集約し、1台の工作機械でできるようにする.2)ホ-ニングユニットはBT40テ-パの主軸に対して,ATC可能であること.すなわちユニットの大きさと重量に制限を設けた.3)砥石拡張収縮動力源は外部に持たないこと.すなわち、切削液の圧力を利用して砥石を定圧切り込みで行う。4)さまざまな大きさの穴加工ができるように、ユニットの先端部分を交換することで、加工穴径が変えられるようにする。5)ユニットの実用化を考慮し、コストはできるだけ抑える。
また、使用する砥石については、次のことがらを基本に製作した。1)自動化や無人化のためには、工具寿命はできるだけ長くなくてはならない。そこで、砥粒には超砥粒のCBNないしダイヤモンドを採用した。2)1台の工作機械で穴加工を行うためには、切削液は共通にしなければならない。すなわち、切削加工用の液、研削加工用の液、ホ-ニング用の液は共通とした。ただし、一般にホ-ニング加工液は不水溶性(鉱油)が使用されているが、安全(引火、揮発、廃液処理)面から、将来は、水溶性に切り替わると予想される。水溶性の液を使用した場合には、目詰まりなどが起こりやすくなって切れ味が大幅に低下する。そこで、水溶性切削液に適合する砥石を新たに開発した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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