研究課題/領域番号 |
07556037
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
岸原 信義 佐賀大学, 理工学部, 教授 (40003769)
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研究分担者 |
多田 静章 (株)アイシー, 社長
瀬戸島 政博 国際航業(株)環境部, 次長
戎 信宏 愛媛大学, 農学部, 助手 (60176782)
佐藤 一紘 琉球大学, 農学部, 助教授 (50045126)
江崎 哲郎 九州大学, 工学部, 教授 (40038609)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
1995年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
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キーワード | 災害調査 / 極低空空撮 / DTM作成 / RTD-GPS / パラプレイン / カイトプレイン / 空撮立体画像 / 土砂計測 |
研究概要 |
(1)極低空空撮用プラットホームを試作した。試作したプラットホームは重装備のパラプレインと軽装備のカイトプレインである。パラプレインに搭載した空撮システムは3D合成のテレビカメラ2台、空撮用カメラ、高度計、簡易GPS及び傾斜計などから構成され、地上部では此等のデータをリアルタイムで受信する受信システムを試作した。また、カイトプレインには空撮用カメラとカラービデオカメラを搭載し、地上部でモニタリングしながら操縦出来るシステムとした。 (2)此等の空撮システムは特別の長期訓練を受けた空撮専門家でなく、研究者・現場技術者が短期間の訓練により操縦可能なシステムとした。 (3)試作された空撮システムのテストフライトには、土石流の発生が懸念されている雲仙普賢岳下流の湯江川中流部で2回に渡って行った。2回行ったのは、その間の土砂の移動・堆積の定量的な把握の可能性を検証するためであった。 (4)また、空撮には対空標識によるほか、高精度のリアルタイムディファレンシャルGPSとトータルステーションによる自動追尾システムを用い、位置情報取得の精度比較の検討を行った。その結果、いずれのシステムもプラットホームの位置情報が精度良く取得出来る事が分かり、災害時に現場に立ち入りが困難な場合には対空標識を設置せずとも空撮が可能である事が分かった。 (5)空撮結果は、大縮尺の地形図・縦横断図・鳥瞰図を作成したほかDTMが取得された。 (6)2回の空撮により取得されたDTMデータを用いて河床土砂の侵食・堆積量が推定された。 (7)取得されたビデオ画像のパソコン画像処理による河床土砂の色調相違から、堆積土砂の流送形式が推定可能であり、流送形式別土砂移動の時間的・空間的把握の可能性が検証された。
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