研究課題/領域番号 |
07557131
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
相馬 邦道 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10014200)
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研究分担者 |
藤田 幸弘 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (50192729)
石田 哲也 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (80211043)
飯田 順一郎 東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (90151232)
長谷川 誠 杏林大学, 医学部, 教授 (70014107)
宮入 裕夫 東京医科歯科大学, 医用器材研究所, 教授 (50013892)
中村 嘉男 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10010026)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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キーワード | 顎位 / 頭位 / 全身姿勢 / 鼻咽腔通気抵抗 / 重心動揺 |
研究概要 |
1.頭頚部および全身姿勢検査系の開発と導入 下顎骨の位置を含めた顎顔面骨格形態、頭位、全身姿勢の関連性を検討することを目的に、ビデオカメラを用いた頭頚部ならびに体幹部、およびモアレトポグラフィーを用いた経時的な背中の形態変化の同時記録を行う統合検査系を開発した。この開発に当たり、撮影時に生じる誤差と、ビデオ画像上に生じる機械的誤差の検討を行った結果これらの誤差はきわめて小さく無視できるものであった(口腔病学会誌 第62巻3号P.441-450)。さらに上記の検査系にSliding gauge法を加え、脊椎の形態と顎顔面骨格形態との形態的関連性を調査し多変量解析の手法を用いて検討を行った結果、正面姿勢については、左右の肩の傾きおよびそれに対する首の傾きと、下顎の左右の偏位との間に有意な相関を認めた。また側面の姿勢においては脊椎の湾曲の度合いと、下顎の前後的位置および咬合状態との間に有意な相関を認め(第54回日本矯正歯科学会大会1995、第6回日本顎変形症学会1996)、本検査系への導入の意義が認められた。 2.鼻咽腔通気抵抗検査法の導入 現有する鼻咽腔通気計度(MPR-2200,日本光電工業)を上記検査系に導入した。計測法としてはマスクアンテリオール法が安定した結果が得られることがわかり、さらに.鼻咽腔通気抵抗値と姿勢形態が顎顔面骨格形態に対して有意な関連性があることを認め(54回日本矯正歯科学会大会1995)、本検査系への導入の意義が認められた。 3.重心動揺検査法の導入 経時的に5分間の測定が可能となるように改良を加えた平行機能解析装置(ECG-1010,共和電業)と、足底圧分布計測法(稲葉ゴム製圧力分布計測装置イナストマーPXH128)を上記検査系へ導入した。
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