研究課題/領域番号 |
07557239
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西村 恒彦 大阪大学, 医学部, 教授 (70237733)
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研究分担者 |
福地 一樹 大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
奥 直彦 大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
橋川 一雄 大阪大学, 医学部・附属病院, 助手 (70281128)
植原 敏勇 大阪大学, 医学部・附属病院, 講師 (80243202)
楠岡 英雄 大阪大学, 医学部, 助教授 (00112011)
森脇 博 大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 放射線状左室長軸断層像 / 心エコー図 / 心筋SPECT / 心筋血流 / 心拍同期心筋SPECT / 心筋壁厚 / 虚血性心疾患 |
研究概要 |
平成7年度および8年度において放射状左室長軸断層像の開発と心エコー図と心筋SPECTの同時評価の手法の開発を目的に以下の検討を行って成果を得た。 1.放射状左室長軸断層像の開発 (1)各左室短軸像を作成の後各データに対して左室中心軸位置を原点とする極座標識変換を行い、極座標データから左室中心軸の周りに頭角度で放射状に位置する長軸断層像を再構成する手法を開発した。 (2)上記方法を用い心筋局所部位で心筋血流(^<201>T1)あるいは代謝機能(^<123>1-BMIPP)の評価を行い、両者の解離つき虚血心、肥大心で検討した。 (3)特に新しい心筋血流製剤である(^<99m>Tc-tetrofosmin、 ^<99m>-sestamibiを用いて心拍同期心筋SPECTを施行、同時に左室両軸断層像を再構成し、左心機能および壁運動の3次元的評価を行った。 2.心エコー図と心筋SPECTの同時評価 (1)心エコー図の入射点にポイントソース(テクネチウム)を置き、心エコー図はこの点よりできるだけ正確な長軸像を得る。次いで、長軸像を再構成し、心エコー図と心筋SPECT拡大率を調製して画像を重合させることに成功した。 (2)上記手法の妥当性につき心臓ファントムで検討し、かつ虚血性心疾患にて本法の有用性すなわち心筋壁厚と灌流状態の同時評価につき有用性を確認した。
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