研究課題/領域番号 |
07557241
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
融 道男 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (20013972)
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研究分担者 |
太田 克也 東京医科歯科大学, 脳機能研究所, 助手 (20251514)
松島 英介 東京医科歯科大学, 脳機能研究所, 助手 (50242186)
大久保 善朗 東京医科歯科大学, 脳機能研究所, 講師 (20213663)
武者 利光 東京医科歯科大学, 脳機能研究所, 所長
TOSHIMITSU Musya Tokyo Medical and Dental University, Ph.D.
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1996年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 双極子追跡 / 脳波 / MRL / 高次脳機能 / MRI |
研究概要 |
平成8年度は、以下の研究を行った。 1)精神神経疾患における脳波解析 以下の精神疾患の脳波について検討を行った。 a.未服薬分裂症患者における投薬治療の脳波におよぼす影響について b.てんかん患者のてんかん放電の発生源の推定について c.老年期の健常人の脳波、とくにコヒーレンスの年齢変化について d.アルコール飲酒時のαリズムとアルコール依存素因の関連について 2)空間的に広がった活動部位を推定するアルゴリズムの開発 すなわち頭皮上の電位から、脳表面の電位を推定するCorticogramの作成を行った。頭皮一頭蓋骨一脳形状からなる頭の計算モデル(Scalp-Skull-Cortex Model,or SSB model)を用い、境界要素法で頭皮上の電位分布から脳表面の電位分布を計算推定した。Corticogramの計算法の効果を確認するために、コンピュータで脳内に仮定した起電力による脳電位をシュミレーションし、Corticogram計算法により頭皮上でぼけた電位分布を復元でることを示した。さらに、頭皮上に付けた電極の数を増やして、作られたCorticogramの情報量が増えることをシュミレーションによって確かめた。また、ノイズによるCorticogram計算の誤差を評価した。
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