研究課題/領域番号 |
07557290
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
畑山 範 (1997) 長崎大学, 薬学部, 教授 (20143000)
入江 寛 (1995-1996) 長崎大学, 薬学部, 教授 (00025686)
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研究分担者 |
久保寺 登 中外製薬(株), 研開推進部, 副部長
岩渕 好治 長崎大学, 薬学部, 助教授 (20211766)
畑山 範 長崎大学, 薬学部, 助教授 (20143000)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | ビタミンD / コンバージェント合成 / ビタミンDC / D-環部 / 還元的エーテル反応 / ビタミンDA-環部 / パラジュウム触媒反応 / 20-エピ-22-オキサビタミンD_3 / ED-71 / 活性型ビタミンD_3 / 骨粗鬆症治療薬 / キラル合成 / Heck反応 / A-環部 / エノールトリフラート / 活性型ビタミンD_3C / 還元的エーテル化法 / トリエチルシラン / 立体選択的還元 / 免疫抑制活性 |
研究概要 |
1α,25-ジヒドロキシビタミンD_3に代表される活性型ビタミンD_3類は、従来から慢性腎不全疾患や代表的老人性疾患の一つである骨粗鬆症などの優れた治療薬としてその効果が認められていたが、最近、免疫調整作用、細胞分化誘導作用が見い出されて以来、新たにこれらD_3類に基づく免疫抑制剤あるいは抗腫瘍剤開発の期待も高まってきている。そこで、1α,25-ジヒドロキシビタミンD_3に代表される活性型ビタミンD_3類はもとより、その誘導体の合成にも適応できる幅広い一般性を持った効率的かつ実用的合成法を確立し、従来のカルシウム代謝異常疾患治療薬、あるいは抗腫瘍剤や免疫抑制剤に優る医薬の創製に寄与することを目的に、本課題研究を開始した。その結果、平成7年度においては、独自に開発したカルボニル化合物の還元的エーテル化法に基づき、強力な免疫抑制活性を示すことで注目を集めている一連の20-エピ-22-オキサビタミンD_3誘導体のC/D-環部の高立体選択的一般合成法を開発した。平成8年度においては、エノールトリフラートのPd(0)触媒下のHeck型環化反応に基づく活性型ビタミンD_3類A環部の合成に取り組み、新たなA環部の簡便合成法の開発に成功した。平成9年度においては、本研究において既に開発したPd(0)触媒下のHeck型環化反応に基づくA-環部の合成とそのC/D環部とのカップリングによる各種誘導体合成に取り組み、骨粗鬆症治療薬として有望視されている活性型ビタミンD_3誘導体ED-71の最初のコンバージェント合成に成功した。
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