研究課題/領域番号 |
07557320
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
神辺 眞之 広島大学, 医学部, 教授 (70034139)
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研究分担者 |
木村 俊樹 広島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (00253104)
森下 和彦 広島大学, 医学部, 講師 (60239647)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | P0.1 / 呼吸中枢 / 気管支喘息 / 口腔内圧 / 呼吸反射テスト / 機械的受容器 / 化学受容器 / 呼吸中枢機能 / 気道抵抗 / 胸郭抵抗 / 呼気NOガス / 睡眠時無呼吸症候群 |
研究概要 |
私達は脳幹部にある呼吸中枢の機能を測定する新しい自動検査装置を開発した。 この検査装置はairway occlusion pressure (AOP)と口元での気流量を測定するための2つの圧力計と1つの記録計から構成され、計測部にコンピュータ素子が組み込まれている。 この新しい検査装置を使って、前吸気相のAOP、すなわちP0.1(0.1秒目のAOP)や呼吸曲線を分析できた。 そして、私達は各種呼吸器疾患を持っている患者において、P0.1だけでなく、呼吸の吸気から呼気への切り替え、スイッチ機能についても解析できた。 特に、私達は気管支喘息患者が非発作時(安定期)でもP0.1が28.0±7.5mmH_2Oと健常者のP0.1の17.6±4.7mmH_2Oのよりも高値を示すという興味ある成績を得た。 私達は非発作時の気管支喘息患者のP0.1が上昇する機序について研究をしなければならないけれど、この検査装置が呼吸器疾患患者のために有用であると信じている。
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