研究分担者 |
竹腰 正隆 東海大学, 医学部, 講師 (80221373)
竹内 浩昭 静岡大学, 理学部, 助手 (90216854)
河本 健 広島大学, 歯学部, 助手 (50224861)
大武 博 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (20149925)
鵜川 義弘 農水省農業生物資源研究所, 科長 (20232803)
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研究概要 |
1.金子は4th Dimensionを用いライフサイエンス用語データベースを構築した。このデータベースはインターネットを通して接続,検索,入力できる電子辞書WebLsdとして機能する。また,用語データベースから20数種類のパソコン用電子辞書を制作し,利用説明書と共にすべてを無償でftp公開した。 2.藤田は専門用語の英和変換を行うPerlスクリプトEtoJおよび英文から単語訳リストを作成するEtoJ vocabularyを開発し,インターネットサーバとして公開した。また,WebLsdの検索機能を高速にするためUnixマシンにWebLsdを移植し,これを運用サーバとして公開した。 3.河本,竹腰,竹内らは学術論文の書誌情報を翻訳し,データベースを改良するため入力を行った。また,種々のパソコン仕様に適合させて制作した電子辞書について,河本が中心となりアンケート調査を行った。さらに,のべ21名の研究者を対象にしたモニターを実施し,竹腰が意見を集約した。 4.鵜川は藤田が作成したPerlスクリプトをC言語で書き直し,WWW Proxyサーバ上でホームページのリアルタイム英和変換が可能なシステムを制作して公開した。また,電子メールで受け取った英文をetoj変換して自動的に返送するサーバやJ. Biol. Chem.ニュースを訳してメールで自動配送するシステムを制作,公開した。 5.大武はこれらのシステムに対して英語学的見地からアドバイスを行った。さらに,医学部学生を対象にして,etojが英語学習に及ぼす効果について評価した。 6.以上のライフサイエンス辞書に関する情報は,利用者が分かり易いようにホームページ(http ://Isd. pharm. kyoto-u. ac. jp)で公開した。
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