研究分担者 |
三橋 功一 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 助教授 (40166062)
金光 秀雄 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 助教授 (20214489)
中村 紘司 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 教授 (40007563)
夏井 邦男 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 教授 (20002561)
園山 和夫 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 教授 (00261230)
伊藤 勝志 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 教授 (70002558)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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研究概要 |
本研究は,(1)教師(実習生)の思考を観察調査して,教材研究,生徒の実態把握,授業設計などの計画段階において必要とする資料とどのように思考を展開するのかを明らかにし,(2)教師が必要とする資料を収集しデータベースに登録して,生徒の実態,コミュニケーション・スキルと学習指導案に関する資料を参照して授業の計画を支援するシステムを構築し,(3)授業計画の段階で教師に思考を支援する環境を保証することにより,授業の流れと生徒の逸脱・問題行動に対して柔軟で適切な対応行動のレパートリーが増加し実践的教授能力が高まったかを評価することを目的としている. これまで平成2年から教育実習生の終末指導案を収集して光ファイリング装置に登録し,これを教育実習生に配布するというサービスを実施してきたが,平成6年度の教育実習生を対象に行ったアンケート調査によりこのサービスの評価を行い,指導案複写サービスが教育実習生の授業設計にどのような効果があり,また,問題点が何であるかを明らかにした.また,実習生の要望として最も多かったのが,教育実習中に好きなときに自分の必要とする指導案を検索できるようなサービスがあれば良いということであった. そのため,導入されたネットワークを利用して実習先から指導案を検索・利用できるように,200件の教育実習生の指導案の入力をおこなってこれをネットワークのサーバーに登録し利用できるようにした.また,Webサーバーを立ち上げ,コミュニケーションスキルに関するホームページを開設し,幼稚園から高等学校までの指導要領を入力した. 以上のように,授業設計に利用できる指導案,コミュニケーションスキル,指導要領,教育実戦研究に関連の報告を入力登録し,附属学校における教育実習ではサーバーの学内での公開を目指し試行している.
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