研究分担者 |
戸田 善治 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (50207586)
吉田 孝 国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (90158452)
工藤 文三 国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (30231096)
吉岡 亮衛 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (40200951)
上野 直樹 国立教育研究所, 教育指導研究部, 室長 (40124177)
小松 幸廣 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (50241229)
|
研究概要 |
この研究の目的は,児童生徒に論理的で明晰な「スピーチコミュニケーション能力」を身に付けさせるために,パソコンで活用できるマルチメディア教材を開発することにある。 この研究によって,次の成果が得られた。 【研究成果】 ハードディスクに次の(1)(2)の学習内容を記録したものと,これを操作するソフトウェアを開発した。 (1)児童生徒のインタビュー・スピーチ・討論のビデオ映像・音声・音声の文字化情報 (2)これらの技能を学習するための音声と画像による指示と解説 開発したマルチメディアソフトはスピーチの学習(2本),討論の学習(1本),インタビューの学習(1本)の合計4本である。 このマルチメディアソフトの機能は,次のとおりである。 (1)子供達がメニュー画面からスピーチ,討論,インタビューのいずれかを選択する。 (2)パソコンに,実際の授業の映像と音声が流される。 (3)授業の内容について,パソコンの映像と音声で子供たちに課題が出される。 (4)子供達は,課題に答えるために繰り返し授業の映像や指示を見ることができる。 (5)子供達が,パソコンの前で実際に話し合いをして与えられた課題を解決する。 (6)一人一人の子供が自分で考えた答えをパソコンに音声で録音し文字で入力する。 (7)パソコンの前の子供達が画面上の授業の中野討論の結果を見る。 (8)子供達が,自分たちの出した答えと比べてみる。
|