研究課題/領域番号 |
07558038
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 大阪大学 (1996-1997) 豊橋技術科学大学 (1995) |
研究代表者 |
今井 正治 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (50126926)
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研究分担者 |
引地 信之 (株)SRA SI, ビジネス第2部・先端応用技術グループ, 課長
木村 勉 豊田工業高等専門学校, 情報工学科, 助手 (80225044)
佐藤 淳 鶴岡工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (10235351)
塩見 彰睦 静岡大学, 情報学部, 講師 (60242921)
武内 良典 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 講師 (70242245)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
1997年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | アーキテクチャ設計教育 / アーキテクチャ・モデル / 設計支援環境 / GUI |
研究概要 |
本研究では、マイクロ・プロセッサのアーキテクチャ設計教育環境の構成方法について検討を行ない、設計教育環境を試作した。本研究の主要な研究項目の研究成果を以下に示す。 (1)アーキテクチャ情報の管理方法 設計の再利用およびディープ・サブミクロン技術に適応したハードウェア・モデルとしてFHM(Flexible Hardware Model)を提案した。次に、FHMを管理するためのデータベースおよびそのPI(Procedural Interface)の仕様を決定し、試作システムをFIRフィルタ等の応用に適用した。 (2)アーキテクチャ記述の入力方法 アーキテクチャ記述の入力系および命令セット・レベルのシミュレーション・モデル生成系を試作し、設計の記述工数の削減、リソース接続情報の抽出およびシミュレーション・モデルの自動生成ができることが確認された。 (3)ハードウェア記述の生成方法 動作的意味記述を用いて論理合成可能なハードウェア記述を生成する方法を検討し、動作的意味記述からデータパスと制御記述を生成するシステムを試作し既存のプロセッサの設計を行なった。 (4)最適化設計支援環境の構成方法 低消費電力プロセッサ・アーキテクチャの設計手法、DRAM等のオンチップ化を想定した高性能メモリ・システムの最適化設計手法、VLIW(Very Long Instruction Word)プロセッサの演算器構成の最適化手法、等を提案し、手法の有効性を評価した。 (5)応用プログラム開発環境の自動生成 VLIWプロセッサに対応したコンパイラおよびシミュレータを自動生成するシステムを試作した。本システムは、演算器の個数、演算器の種類と実行サイクル数、レジスタの個数を入力とし、指定されたVLIWアーキテクチャに対応した並列化スケジューリング機能を有する最適化コンパイラとシミュレータを生成する。
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