研究課題/領域番号 |
07558064
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
プラズマ理工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
曄道 恭 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50025384)
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研究分担者 |
菊永 敏之 三菱電機, 先端技術総合研, 主任研究員
浅川 誠 京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (30280704)
前川 孝 京都大学, 大学院・エネルギー科学研究科, 教授 (20127137)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
13,600千円 (直接経費: 13,600千円)
1997年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1996年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1995年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | ECH / GYROTRON / TOKAMAK / VACUUM WINDOW / 電子サイクロトロン加熱 / ジャイロトロン / 大電力ミリ波 / 無窓ECHシステム / 窓無しジャイロトロン / 超高真空用WGスイッチ / 超高真空用ミリ波伝送系 / 超高真空用水負荷 / 超高真空用ウェーブガイドスィッチ / トカマク |
研究概要 |
電子サイクロトロン第2高調波で動作するTE_<02>モードの48GHz組み立て式ジャイロトロンを設計・試作し、ジャイロトロン単体での動作試験を行った後、試作ジャイロトロンの出力窓を取り払い、約4メートル離れたWT-3トカマクの真空容器と円形導波管で直結し、通常のトカマク運転を行い、試作ジャイロトロン部の真空度の時間変化を測定した。 トカマクプラズマの崩壊時に、ジャイロトロン部の真空度は最も劣化するが、トカマクの放電間隔時間経過後には、ジャイロトロン動作に支障を来さない真空度に復帰することを確認した。 トカマク放電に同期してジャイロトロンを動作させ、トカマク放電、ジャイロトロン動作共に、支障が無いことを確認した。 以上のテスト結果に基づき、トカマクとジャイロトロンとを一体化した無窓電子サイクロトロン加熱系が実用システムとして、十分成り立つことを実証できたと考える。システムのメインテナンスに関する問題点は、未だ明らかでは無いが、本システムをWT-3トカマクの電子サイクロトロン加熱実験に使用して行く過程で明らかにして行く。 また、国際熱核融合実験炉のような超大型トカマクシステムでは小型システムと次元の異なる問題点があると考えられる。今後の検討課題としたい。
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