研究課題/領域番号 |
07558098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 姫路工業大学 (1996-1997) 徳島大学 (1995) |
研究代表者 |
森本 幸生 姫路工業大学, 理学部, 助教授 (80200450)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 蛋白質結晶解析 / 画像処理 / 圧縮画像 / 画像圧縮 / ウォルッシュ・アダマ-ル変換 |
研究概要 |
X線結晶解析法による立体構造解析では、最低限、単結晶からのX線回折強度を測定する必要がある。近年これを、2次元検出器であるイメージングプレートを用いた写真法によって行っている。本研究では、その画像データの高圧縮合方法について検討し、開発を行う。これとともに大容量ファイルの転送方式についても調査を行う。 研究開発は、(1)ファイル読み込み、圧縮のアルゴリズムのプログラミング化、(2)実際の回折データ処理とその評価、(3)画像フーリエ変換の係数成分の保存、(4)逆変換、(5)復元データの回折データ処理と評価、に計画に従った。このうち、(3)についてはUNIX既存の方法を用いる。まず、放射光施設あるいは実験室でのイメージングプレート回折画像のデータ書き込みフォーマットの分析を行った。これを効率よく読み込むためのアルゴリズムの開発を行い、そのためのコンピュータハードウェア(メモリーおよびディスク)の改良を行った。得られた画像データを元に結晶解析に必要な構造因子の見積もり、回折データの評価を、実際の蛋白質結晶解析を行いながら評価した。用いた蛋白質結晶は、トリプトファン合成酵素複合体、超分子集合体であるプロテアソーム、サリチル酸水酸化酵素などである。これらの処理と共にフーリエ、あるいはウォルッシュ・アダマ-ル変換アルゴリズムをコーディングしプログラム化する事により実際の画像データ変換に用いた。現在、係数圧縮を効率よく行うためのパラメータの最適化を行っている。また、遠隔地での大量画像データ取得によるデータ伝送についても実験を行った。これには通常用いられるイーサネットケーブルではなく、光ファイバーケーブルを用いることで高速伝送を実現した。
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