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留学生の日本語技能を訓練するマルチメディア対応インタラクティブCAIの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07558148
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 日本語教育
研究機関筑波大学

研究代表者

シュテファン カイザー (カイザー シュテファン)  筑波大学, 文芸・言語学系, 教授 (20260466)

研究分担者 衣川 隆生  筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (30282289)
小林 典子  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (00241753)
山元 啓史  筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (30241756)
加納 千恵子  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (90204594)
酒井 たか子  University of Tsukuba, Institute of Literature and Linguistics, Assistant Profes (40215588)
中道 真木男  国立国語研究所, 日本語教材開発室, 室長 (70150034)
加納 千恵子  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (20260466)
市川 保子  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (70223089)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1997年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1996年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
キーワードデータベース / Video-CD / マルチメディア / CAI / 日本語会話 / 画像 / 音声 / インタラクティブ / 日本語教育 / ネットワーク / 検索 / バ-コード
研究概要

日本語会話のための画像音声を利用したデータベースを完成させた。メインデータベースのフィールドは5である。本年度から、リレーショナルの映像音声データの形式は汎用性の高いMPEG形式であり、新規に1097レコード、計3269レコード発話分を収録し、検索可能となっている。映像はコンピュータファイルであると同時にビデオテープにも収録し、作業完了と共に納品された。一方で、スタンドアロンのビデオCDによるシステムの開発も行い、比較実験調査を行った。
また、1997年9月より本データベースの教育的効果を測定するため、筑波大学留学生センターの予備教育と日本語補講中級入門のコースでデータベースを利用した映像教林の利用を開始し、映像教材に対する学習者の評価を測定するため、質問紙による調査を行った。映像教材の使用時期に関しては「復習として」、「予習・復習として」に使用している学習者が多い。理解可能なインプットを与えることが可能であるということが、データベースを利用した映像教材の長所である。今後は、映像教材を使ってどのように予習をすればいいかの方法論を学習者に提示していく必要があるだろう。利用方法に関しては「理解のみ」、「繰り返し」、「ディクテーション」が多く、練習教材の希望に関しては「発音練習」、「Comprehension Quiz」、「ディクテーション」が多かった。この結果から、今後は予習課題としても利用できるようなComprehension Quizとディクテーションを準備するとともに、予習、復習の練習として「繰り返し」ができ、かつ、そのチェックができるようなシステムを整える必要があることが示唆される。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書

研究成果

(9件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 山元 啓史: "日本語会話練習データベースJACOP S/F DBの開発" 日本科学教育学会年会論文集21. 277-278 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yamamoto, H.: "Development of Japanese Conversation Practice Database JACOP S/F" Japan Science Education. 21. 277-278 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kinugawa, T.: "The Use and Evaluation of the Audiovisual Aids in Elementary Japanese Course" International Conference JLT In-structional Technology. 1. 7-12 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kano, C.: "Assessment of Kanji Processing Ability for Learners with Non-kanji Background and Kanji Teaching Syllabus." International Conference JLT In-structional Technology. 1. 13-18 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kaiser, S.: "Approaches to Kanji Learning (1) on the use of phonetic elements" Journal of Japanese Language Teaching. 12. 31-42 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kaiser, S.: "Approaches to Kanji Learning (2) the grapheme-based approach : between meaning, sound and shape" Journal of Japanese Language Teaching. 13. 47-60 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 加納 千恵子: "初中級学習者に対する漢字指導の一試案" 筑波大学留学生センター 日本語教育論集. 12. 139-154 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 山元 啓史: "日本語教育支援データベースCASTEL/Jを利用した教材開発支援システム" 日本科学教育学会,第20回年会論文集. 20. 105-106 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] カイザー シュテファン: "漢字教育をめぐる基礎問題-漢字と表音文字の処理は違うものか-" 日本科学教育学会,第20回年会論文集. 20. 101-102 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-03-31   更新日: 2016-04-21  

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