研究課題/領域番号 |
07558161
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
赤間 清 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (50126265)
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研究分担者 |
渡辺 慎哉 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70210903)
畝見 達夫 創価大学, 工学部, 助教授 (50151915)
山本 強 北海道大学, 大型計算機センター, 教授 (80158287)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 知識表現言語 / プログラム変換 / 最適化問題 / コンパイラ / ルール生成 / 等価変換プログラミング / 知識処理 / 仮想マシン |
研究概要 |
本研究の目的は、知識表現言語UL/αを拡張して、ルールを基礎とした等価変換システム(ETC)を開発することによって、知識情報処理の分野に、統合的で強力なシステム開発のツールを提供することである。ただし、ETCは等価変換ルールをC言語に変換するコンパイラであり、ETCのルールで記述される。本研究の成果は次のとおりである。(1)等価変換ルールと制御によって記述されたアルゴリズムをC言語にコンパイルする等価変換プログラミング言語ETCを構築した。(2)ETCのコンパイラは、ETCのDルールで書き、ETC自身でコンパイルして作成した。(3)自然言語理解、制約充足問題、法的エキスパートシステムなどを構築して、ETCの有効性を確認した。(4)ETCは、Prologの「失敗による否定」と違って、否定を常に正しく計算できる。そのためにETCに多重世界機構が導入された。(5)ETCは全解を求める問題を正しく高速に解くことができる。制約充足問題に関する比較実験により、ETCがPrologやCLP言語に比べて優れた性能を達成できることが示された。(6)ETCに最適化問題を解く機構が導入された。これは節の選択を評価関数で制御することによって達成された。これにより、たとえば自然言語理解で最適な解釈を優先して探索する知識処理などへの応用の可能性が開かれた。(7)ETCで仕様(確定節)から等価変換ルールを自動的に導出するための実験システムが構築された。これは、ETCプログラミングにおけるルール記述のコストを著しく減少させる可能性がある。
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