• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

産業社会の変動と組織進化に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07610213
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関関西大学

研究代表者

高瀬 武典  関西大学, 社会学部, 教授 (90187956)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード産業 / 組織規模 / 組織生態学 / 工場 / 生存関数 / 新しさの不利益
研究概要

社会レベルの諸条件の変動と個々の事業所組織の進化との接点として、「産業」を位置づけ、産業のレベルでの統計的変数と事業所組織のレベルでの変数との関連を分析した。
具体的には産業のレベルでの変数として業種ごとの「事業所数」を、事業所組織レベルの変数として「従業員数」を考えた。ただし、従業員数は操作的には、産業レベルの変数である「事業所数」を、同じく産業レベルの変数である「従業者数」で除したかたちで、業種ごとの「1事業所あたり平均従業者数」として算出される。
分析にあたっては総理府実施の事業所統計調査の結果を使用し、グラフ化した。その結果、日本の昭和26年から61年にいたる35年間においては、鉱業を例外としてほとんどの産業で事業所数の成長が続いており、飽和状態に入ったために成長に歯止めがかかったと考えられる産業は見受けられなかった。
しかし事業所規模についてみると、産業レベルで事業所数が成長するほど事業所規模が縮小する傾向が多くの業種についてみうけられた。このことからは、日本における産業の成長は、多くの場合、産業内での寡占の進行ではなくむしろ、個々の組織の効率化と、その産業に属する小規模な組織の間に経営資源を分散し続けることによって継続可能であったものと推定できる。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 高瀬,武典: "生存時間分析の組織研究への応用" 日本行動計量学会発表論文抄録集. 23. 224-225 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Takenori TAKASE: "An Applied Study of Survival data analysis to Organization Study" Annual Conference of the Behaviormetric Society of Japan.(1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 芝井敬司: "歴史家エドワード・ギボンの家系と曽祖父マシュー" 関西大学文学論集文学部創設七十周年記念特輯. 44. 275-293 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 芝井敬司: "祖父エドワード・ギボンと戦費送金" 関西大学東西学術研究所紀要. (印刷中)30. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 高瀬,武典: "生存時間分析の組織研究への応用" 日本行動計量学会第23回大会発表論文抄録集. 224-225 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi