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第一次世界大戦前後における英米大学間学術交流プログラムの創設基金によるフェロ-シップを中心に-アメリカの財団教育

研究課題

研究課題/領域番号 07610263
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関広島大学

研究代表者

安原 義仁  広島大学, 教育学部, 助教授 (00093823)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード帝国主義 / ローズ・スカラシップ / 英米大学間交流 / 財団 / フェロ-シップ / 学術交流基金 / C.J.ローズ / F.アイデロッテ / C. J.ローズ / 英米学術交流 / 企業財団 / 教育基金 / オックスフォード大学 / カ-ネギ-財団
研究概要

本研究で明らかになった知見は以下のとおりである。
(1)19世紀末、帝国主義の時代風潮のなかで、イギリス本国と自治領・植民地との間に大学間ネットワークが形成されるに至った。
(2)その過程で、英米学術交流プログラムの創設が提案されていった。
(3)英米学術交流プログラムは、C.J.ローズによってイギリスのオックスフォード大学に設立されたローズ留学基金をモデルとしたものであった。
(4)第一次世界大戦前後、アメリカ社会にはカ-ネギ-財団やロックフェラ-財団など多くの企業財団が相次いで誕生するが、これらの財団はその文化活動の一環として社会福祉や教育に目を向け、種々の援助をおこなったが、なかでも大学・高等教育を重視し多大の資金を提供した。
(5)英米学術交流プログラムの創設というアイデアをこれらアメリカの企業財団の資金と結びつけ、その実現にあたってイニシアティヴをとり、尽力したのはF.アイデロッテを初めとするローズ・スカラーOBたちであった。
(6)こうして創設された英米学術交流プログラムの主なものには、コモンウェルス・ファンド・フェロ-シップ、グッゲンハイム・フェロ-シップなどがあった。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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