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明治期における不敬事件の研究II

研究課題

研究課題/領域番号 07610273
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関大阪女子大学

研究代表者

小股 憲明  大阪女子大学, 学芸学部, 教授 (70117919)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード明治 / 不敬 / 教育勅語 / 御真影 / 天皇制 / 忠君 / 学校儀式 / 団体 / 明治期 / 不敬事件 / 不敬罪 / 忠君愛国
研究概要

1 本研究は、平成5・6年度科研費研究成果報告書『明治期における不敬事件の研究-111事例の概要と文献および明治期不敬事件史試論-』(平成7年3月、研究代表者小股憲明)の後を承けて、明治期の未知の不敬事件の発掘、および個々の事件の事実関係の調査研究を行ったものである。その結果、新たに81件の事例を加えて、報告書掲載の明治期不敬事件の事例はつごう192件に達した。
2 本報告書は、上記の成果を踏まえて、第1章「増補 明治期における不敬事件の事例概要と文献」、および第2章「補訂 明治期不敬事件史試論」から構成されている。
3 第1章では、192件の不敬事件について、その事例概要と参考文献を掲げた。
4 第2章では、第1章の事例概要をもとに作成した「明治期不敬事件一覧表」を用いて、明治期の不敬事件全体について、さまざまな角度からの分析を行った。その際、発生した不敬事件の特徴に着目して、明治期を次の4期に時期区分した。
(1) 民権運動弾圧期:明治初年から明治22年2月帝国憲法発布まで。
(2) 教育と宗教の衝突期:帝国憲法発布から明治28年4月日清戦争終結まで。
(3) 忠君と偽忠君の攻防期:日清戦争後から明治40年まで。
(4) 社会主義弾圧期:明治40年11月から明治末年まで。
5 帝国統計年鑑を利用して、明治期中に、「皇室に対する罪」(刑法不敬罪該当)によって起訴されたものの判決結果などの一覧表を作成して、第2章に付した。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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