研究課題/領域番号 |
07610342
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 札幌学院大学 |
研究代表者 |
田中 彰 札幌学院大学, 経済学部, 教授 (70000560)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 岩倉使節団 / 米欧回覧実記 / 米欧回覧日記 / 久米邦武 / 欧米文明の受容 / 近代日本の形成 / 『米欧回覧実記』 / 『米欧回覧日記』 |
研究概要 |
「明治初年岩倉使節団の歴史的研究」は、私のこれまでの研究の総括をめざしたものであるが、その到達点を以下の3点についてまとめた。 1.岩倉使節団と『米欧回覧実記』 諸説あった岩倉使節団の横浜港出航当時のメンバーを確定し、一行が米欧12か国で、何を見、何を見なかったか、その実態をまとめる見通しをほぼえた。また、その報告書『特命全権大使米欧回覧実記』の分析をした。 2.『実記』の編集者久米邦武の伝記はまだない。のちの歴史学者久米邦武の素地は、すでにこの『実記』の編集と叙述のなかに垣間みることがてきる。もうひとつの問題は、明治20年代の「神道は祭天の古俗』事件との関わりである。この事件が歴史家久米邦武の形成に与えた影響は大きい。このふたつに視点をおいて、久米の生涯の特質をみようとした。 3.1と関連し、以下についてまとめた。 (1)従来必ずしも明らかでなかった明治4年11月12日、横浜港出航時の岩倉使節団のメンバー表の確定。 (2)使節団の12か国回覧の日程の概略のコースを年表風に作成。(以上、別冊報告書参照) なお、刊行本の『実記』と太政官に提出された浄書本との異同については、今後の研究にまたなければならない。研究継続中である。
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