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日本における戦前期の映像史料の所在確認とタイトルのデータベース化

研究課題

研究課題/領域番号 07610345
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関明治大学

研究代表者

山田 朗  明治大学, 文学部, 助教授 (60182515)

研究分担者 平賀 明彦  白梅短期大学, 助教授 (40173223)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード映像史料 / ニュース映画 / 文化映画 / Japanese pre-war time
研究概要

本研究の目的は、(1)戦前ニュース映画フィルムの所在確定、(2)現存するニュースフィルムの内容のデータベース化、(3)有用な検索システムの構築という3点にあった。
これら3点の目的のうち、(2)(3)については、一定の成果をあげることができたが、(1)については十全な調査・研究ができなかった。
すなわち、第1の所在確定については、残念ながら、研究分担者である平賀明彦が中間報告した以上には、調べることができなかった。したがって、ニュース映画フィルムの所在をすべて明らかにすることができていない。この点については、今後とも調査を続けていく必要がある。
第2のニュースフィルムの内容のデータベース化については、第1の課題が未達成である以上、十全なものはできなかったものの、現存するニュースフィルムの大半を所蔵している国立近代美術館フィルムセンターの協力を得て、約700タイトルのニュース映画の内容を、各シーン(約合計24000シート)にいたるまで、文字データベースにすることができた(作成したデータベースそのものは、MDに収録して、『研究成果報告書』に添付し、その主な内容については、『研究成果報告書』のIIに印刷した)。
第3の検索システムの構築については、マイクロソフト・Office97をベースにして検索できるようにした。データベースの検索システムの設定にあたっては、ありがちなキーワード検索ではなく、検索者が自由に検索項目を入力しつつ検索できるように工夫した(検索システムの特徴については、『研究成果報告書』のIに記した)。この検索システムてデータベースを使うことによって、検索者は必要なニュース映画のシーンを瞬時に取り出すことができるようになった。動画とのリンクは、著作権も問題もあって、今のところできないが、このシステムを応用することによって、動画の検索・抽出にも可能性が開けるものと思われる。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 平賀 明彦: "戦前期ニュース映画史料のデータベース化について" 白梅学園短期大学情報処理センター研究年報. 第1号. (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Akihiko HIRAGA: "Study on the Data-Base : Japanese Pre-War Time's News Films as Historical Material" Journal of Interigence Center, shiraume Junior college. Vol.1. (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 平賀明彦: "「戦前期ニュース映画史料のデータベース化について」" 『白梅学園短期大学情報処理センター研究年報』. 第1号. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 平賀明彦: "「戦前日本ニュース映画史-映像の史料的価値をさぐるてがかりとして-」" 『白梅学園短期大学紀要』. 第31号. 175-190 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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